「車窓よりシャッタービッグベンに虹」の批評
回答者 ハオニー
コメント入力は楽しいけれど、読むのがしんどくならないよう考えています
海外旅行、したことがないハオニーです
この俳句とは数時間格闘しました
いいところ、問題点、採用に至らなかった理由、それらを自分の言葉で説明できるよう、イギリスのバスからビッグベンまで調べました
いいところは、海外らしく描けているところです
季語は日本だけでしか使えないわけじゃないと、「虹」を持ってきているのはうまくいったと思います
問題点となるのは「シャッター」の捉え方です
これ、おそらくは「カメラで写真を撮った」と言いたかったのでしょう
しかし読み手によっては、「車窓にシャッター街がひろがっている」だとか、「車の中から窓にシャッターを降ろした」だとか、「車窓より普通にシャッターが好き」だとか、シャッターを鎧戸(よろいど)、またはウインドウシャッターとして捉えるものです
ハオニーもそちらのことだと、最初は思っていました
俳句ポストの結果についてですが、「読み手を迷わせたから」だけでなく、「ビッグベンに虹」だけでは映像として物足りないと思われたからでしょう
「車窓よりシャッター(を押した)」というのは、本人の感想の延長としての映像です
音数をここに使うようでは、かぬまっこ様の見た「ビッグベンに虹」という景色が、読み手の実感として再現されてきません
せっかく海外旅行の経験を俳句にしたのですから、読み手にもその景色を想像してもらうよう誘導しましょう
海外旅行したことがないハオニーにはこういうのは難しいのですが...
時差ボケのうつつやビッグベンに虹
と、海外旅行の実感を醸し出すくらいしか出来ませんでした
やはり、実際に海外に行かないと見えてこないものです
余談
ハオニーが自分の句を推敲するときは、他人の句に手を入れているつもりでやっています
他人の句ならば、失敗できませんから
点数: 3
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今晩は🎵🎶イギリス旅行をした時、ビッグベンに虹が出ました。バスの車窓からおもわずシャッター。本当の話です。🎵(*^^*)🎶
松山俳句ポストの没句です。