俳句添削道場(投句と批評)

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冬の日に乱反射せり明り窓

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

職場の作業棟内の情景です。明り取り窓の表面はザラザラ加工なっているので冬日が当ると、窓一面が乱反射してとても眩しいです。冬日が眩しいというより窓そのものが眩しい感じを出したつもりです。他の季節には無い光景です。また「せり」の使い方は合ってますでしょうか? 初句:明り取り窓の眩しき冬日かな(広辞苑には明り取り=明り窓と出ていたのでこちらに変えました)よろしくお願いします。

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「冬の日に乱反射せり明り窓」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句、私もかつては明かり取りの窓のあるような工場で働いた経験がありますので、このような光景は胸に沁みるものがあります。
ただ、「乱反射」という措辞は、わたしの個人的な、好みの問題ですが、なんか固いというか、余計な意味を含むというか、できれば他の言い方ができないかと思うところです。
その点、コメントにある初句の「明り取り窓の眩しき冬日かな」は好きです。素直というか、自然というか、ホッとするというか…。私はこちらを推します。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「冬の日に乱反射せり明り窓」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。「乱反射」という措辞は私も使いたいなあと思っていたところです。
気になったのは2点。
・『冬の日に乱反射せり/明り窓』
 「せり」が終止形なので、そこでカットが切れる形になっていますが、窓を乱反射しているはずなのに、乱反射する、と来て、カット変わって、また窓のアップになっていることの違和感です。「乱反射する明り窓」とつないでおく方がよさそうです。
・そうなると、今度は、冬の日(日光)と明り窓という言葉の近さが気になりました。確かにモザイクすりガラスの窓だから乱反射するという理屈はあると思うのですが、「冬の日」「乱反射」と来ているのにもう一度「明り」と来ることが気になるという感覚です。
コメントにあるスタートの「冬日かな」下五の方が、冬日にスポット当たっていいなあと思ったりもします。天窓とは違うでしょうが、、。

天窓を乱反射する冬日かな

点数: 1

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「冬の日に乱反射せり明り窓」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

ちゃあき様、冬山路の句の添削ありがとうございます。
添削していただいた句の方が情景がよく見えますね。
勉強になります。

御句の乱反射がとても情景が見え素敵です。
少し光の表現が重なりすぎているかとは思います。

点数: 1

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「冬の日に乱反射せり明り窓」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

げばげば様のコメントと近いですが、
冬の日⇒明り窓⇒乱反射、という説明のような言葉の選び方になっており、どれもが意味が近いのが気になるというか勿体ないですね。
この句では特に「乱反射」が説明になってしまっているのではないかと思います。コメントを読まなければ「窓ガラスの加工」までは想像できませんでした。

・霜月の日差し眩しき明り窓
 (これも多少意味重なりがある句)

点数: 1

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添削対象の句『冬の日に乱反射せり明り窓』 作者: ちゃあき
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