俳句添削道場(投句と批評)

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道の駅遠く連なる冬の山

作者 中村あつこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

 足を延ばして道の駅まで。

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「道の駅遠く連なる冬の山」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。拙句に毎回コメント有難うございます。

御句、初読から、何かコメントをお返ししようと思いながら、時間が経ってしまいました。皆さんのコメントを拝読して思いましたが、可もなく不可もない、そんな感じだからでしょうか?
いまだかつて、季語の力に頼りきれない私でも、「冬の山」と言えば、「遠くに連なっていて、簡単には近寄り難い存在」というイメージがあることがわかります。それであれば、中七が、他のことを詠んだほうが面白いのかもしれませんね。

私の提案句ですが、これは実体験です。登る前に道の駅でうどんをいただいたら、もうなんだか面倒くさくなって、そこでお土産を買って帰ってきてしまったことがあります。
つい先日、その道の駅がTVで紹介され、妻と「そんなこともあったね」と思い出して笑いあったところでした。

・冬の山うどんの美味い道の駅

句の評価:
★★★★★

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「道の駅遠く連なる冬の山」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

風景はよくわかります。
大きな瑕疵もありません。

語弊を覚悟で言えば「評価しづらい」句ではありますね・・・

季語「冬の山」は遠くから見ることが多いと思いますので、「遠く連なる山」という言葉に特別感が薄く・・・
また、上五「道の駅」は事実の情景なのですが、「冬の山」を「道の駅」から見るというだけの内容なので、容易に他の語・場所に代えられます。

今回の句では、中七が季語「冬の山」を説明しています。
季語の説明はやめてみて、「道の駅」の情景描写をしてみることをお勧めしてみます。

・冬の山八百屋のような道の駅

点数: 0

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「道の駅遠く連なる冬の山」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。しっかり光景が見えました!成功です。
もう一歩先へと考えたときにイサクさんの指摘が出てきました(*'▽')
季語と何かを取り合わせるときは、季語以外の12音と季語で合わせることが最初は望ましいかもしれません。季語の連想力があまりに強いので、季語を説明することになるからです。今回も「冬の山」と書いている時点で、遠くに白い山の連なりがあるのかなあという風に想像してくれます。なので道の駅の描写に回したいなあと思ったりするわけです。

私の句が良句ではないということを前提に、例に出しますが。
今日の私の句「空室の立看板や霜の花」が典型例です。霜の花についての描写はゼロにしています。
ときには季語を少し描写してちょっと類想から逃れ、オリジナリティを出そうとするときもあります。
「天狼は青し川辺の屠畜場」がその典型例です。天狼は青白いということは季語の中に含まれてるのですが、屠畜場との対比の中で、あえて天狼が青く光っている夜だということを置いて、青い光に命の光を、そして悲しみを託そうという意図でした。

ここまであつこんさんが詠めるようになってくると、光景が見えた!届いた!と言ってもらえるようになるので、その次のことを意識することになるのだと思います(*'▽')イサクさんからそういうコメントが出てくるとうれしくなりますね(*'▽')
私も今そんなことを考えながら毎日作句しています(^▽^)/

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添削対象の句『道の駅遠く連なる冬の山』 作者: 中村あつこ
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