「鳩追う柴のおどる尾っぽ青嵐」の批評
回答者 なお
佐藤麻希さん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
と言いましても、先のげばげばさんという方のコメントとほぼ同じようになりますが、重複ご容赦ください。また、もしかしたらキツく聞こえる部分もあるかもしれませんが、ここは道場ですのでご了解くださいね。
御句全体から、柴犬ちゃんの可愛らしい様子と爽やかな風を感じます。
ただ俳句としては、ここをこうしたらもっと良くなる、という点はいくつかあります。
まず全体のリズムです。五七五。多少の崩しはありですが、出来る限りこの定型に収めるようにしたほうがいいです。読んでいて気持ちがいいです。
次に、省略とかの問題。「柴」はどうにか柴犬とわかりますが、一般的ではないですよ。また、「おどる尾っぽ」は「尾」でいいかも。垂れ下がった尾を詠むとも思えませんし、五音減り、他のことに使えます。
最後に、季語の「青嵐」。私の好きな季語ですが、いま、現実には冬、師走です。春夏の句も投稿NGではないですが、季節感の共有の点から、できれば時季に即したご投句がよろしいかと思います。
提案句は、げばげばさんとまったく同じになりましたので省きます。
次もお待ちしてますよ!
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散歩中、鳩を見つけて嬉しそうに駆け出す柴犬の勢いを読みました。