「冬の月林檎の花の色に似て」の批評
回答者 なお
堀籠美雪さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
御句、初読では、季語がダブっているのでは?と思いました。冬の月は冬、林檎は秋、林檎の花といえば春ですね。どうしたものかと思いましたが、すぐに、そうか、ここで林檎は比喩だから季語の扱いにはならないのか、と思い至りました。
きれいな句です。私も冬の月は他の季節より白っぽい気がしていました。林檎の花って、あらためてGoogleで見ましたが、桜と同じバラ科だけあって、なんとも清楚で可憐な花ですね。
提案句としましては、中七以下はもはや比喩とわかっているので最後の「似て」はなくてもいいのかと思い、次のようなものが思い浮かびました。
・冬の月それは林檎の花の色
まんま説明のようにも思えますが、ベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」のイメージです。古くてすみません。
点数: 1
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澄んで、白い高くにある小さな月をイメージして詠んでみました。