「舟小屋のトタンたばしる夕しぐれ」の批評
回答者 長谷機械児
げばげばさん、こんにちは。
御句について。
ちゃあきさんと同様に、「トタンが“たばしる”」と読んでいました。“たばしる”と言う語を知らなかったので。
辞典に当たってみると、勢いよく飛び散る、「ほとばしる」と同意、とのこと。
トタン屋根が飛び散るとなると、時雨どころでない災害の惨状なので、ここで読みが違うことに気づいたと言った具合でした。
しかし「夕しぐれ」も飛び散るものではないような。「雨粒」なら飛び散るかもしれませんが、「夕しぐれ」にそこまで読者の視点をクローズアップさせることができるかどうか。
といって、「夕しぐれ」を「雨の粒」などとと言い換えたのでは季語が無くなるので、「たばしる」景を残しつつの提案句は思いつかないのですが。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
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父と行った沖の釣り。昭和の民宿や舟小屋のことを思い出したり。
まっすぐ光景を。
みなさんご意見をよろしくお願いします