俳句添削道場(投句と批評)

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束の間の日差し惜しみて日向ぼこ

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

雲の切れ間から日が差して来たが、まだ雲は多い。今は一人で留守番中。ほんの束の間の日向ぼっこに身を任せていよう。

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「束の間の日差し惜しみて日向ぼこ」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
2句目拝見しました(*'▽')

いいですねー、2句目も。ちゃあきさんの俳句かなり好みですねー。イサクさんの猫の句にしっぽアップの提案を置いたのも素敵な目線を感じました。
御句、季語ひなたぼこなのに、上五中七も日差しを詠むという。そこに「貴重な日差し」を詠もうとするところがいいですねー(*'▽')「惜しみて」が惜しい気がします。「惜しみて」があることで、「ひなたぼこ」の説明となってしまった気が。ここは「束の間の日差し」と「日向ぼこ」をまっすぐ合わせたい気がします。イサクさんも中八にしてまで合わせにいってますねー(*'▽')そうしたいですねー。
私はどうしよー。
束の間のお天道様や日向ぼこ
うーむ、なんかファンタジーになったかなあ、、。だめだなー。

句の評価:
★★★★★

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「束の間の日差し惜しみて日向ぼこ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

とらえどころはとて.も良いと思いました。
句だけを見た時に、少し意味がわかりにくい気もします。
「束の間」の理由を、自分が忙しくて日向ぼっこしている暇がないという意味にも捉えられますね。

御句の「束の間」を使いたかったので、あまり良くないといわれる中八字余りを、提案句で敢えてしてみます。「束の間」を言いかえたり「日差し」を言いかえたりの調整は可能だと思います。

・雲間より束の間の日差し日向ぼこ

点数: 1

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「束の間の日差し惜しみて日向ぼこ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、このお気持ちわかります。たまのお休みで、良くも悪くも、家には他に誰もいない。こんな時はゆっくりとなにも考えずに日向ぼっこでもしていたい…って、お日様が出てこない!
そんな時は、束の間の日差しの有り難みがわかりますね。

ただ、イサクさんがおっしゃる、「束の間の休み」のほうの意味にも取れます。俳句は読み手がどのように受け止めてもいい芸術とのことですが、もしも作者の思いの通りに受け取って欲しいと思ったら、少し工夫をなさったほうがいいかもしれません。

私の提案句です。

・束の間ののぞく日差しや日向ぼこ

これは、「束の間の晴れ間」のほうの意味を強調したものです。
しかし、「束の間の休息」の意味でもいいのであれば、ご自身のコメント「束の間の日向ぼっこに身を任せ」は、そのままいい感じの俳句になりますね(笑)。

点数: 1

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添削対象の句『束の間の日差し惜しみて日向ぼこ』 作者: ちゃあき
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