俳句添削道場(投句と批評)

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草取り中汗二割り増し蝉の声

作者 藤岡 瞳  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

汗と蝉が季重なりだそうで、どう直せばいいか悩みます。

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「草取り中汗二割り増し蝉の声」の批評

回答者 負乗

藤岡様、初めまして。

「草取り」(晩夏)、「汗」(三夏)、「蝉」(晩夏)…
季重なりで、全部、"夏"ですよね…

今、汗がだくだく出てますか…?
今、蝉の声が聞こえますか…?
どうして、この時節に夏の句を出すのか…
句の良し悪し以前に、興ざめしてしまいます。
あくまでも、"当季"にこだわるのは、作句の基本だと、私は思います。
別に、藤岡さんが、どういう方かも知らないので、何の敵意もありませんよ😉(そこはよろしく😐)
俳句は、"旬"が大切だと思います。

来年の夏まで、"夏の句"は待ったらどうですか…

宜しくお願いします。

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★★★★★

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「草取り中汗二割り増し蝉の声」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

藤岡様こんばんは。
はじめまして。
貴句読ませていただきました。
季語汗(夏)、季語蝉(夏)が重なっていることをご存じだと言うことは、ある程度歳時記などでご自分でお調べになったんですね。
さらに言うと、「草取り」も夏の季語となります。ですから掲句は季語が3個となります。
このままでは添削したくても無理です。そこでこの句で作者が一番詠みたかった事をひとつに絞る必要があります。汗はひとまず置くとして、
草取りか蝉かに絞ります。
例えば

草取りやジージーと鳴く声忙し

下5は、こえせわし と読みます
蝉は音で表しました。汗まで入れることは難しいと思います。
提案の句は、ベストではありませんので後はご自分でも工夫してみて下さい。
参考になりましたら有難いです。

点数: 1

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「草取り中汗二割り増し蝉の声」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

藤岡 瞳さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。ご自身でおっしゃっているように、汗と蝉が季重なりですね。でもそれを自覚なさっているのは大したもんです。あと草取りも重なっているのですが、もう二個も三個も同じですね(笑)。

季重なりは必ずしもいけないことではないようですが、やはり俳句季語は一つ、という原則を守りたいです。それならどうするか。簡単です。どちらかを諦める、というか、二つに分けるのです。
例えて言えば、「ステーキと鰻の蒲焼き、多すぎて一度に食べられません。どうしたらいいでしょう?」というご相談であれば私は、「2日に分けていただきなさい」とアドバイスします(ヒントになっている?)。

草取りで、汗で、蝉の声で三句詠めるはずです。

点数: 1

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添削対象の句『草取り中汗二割り増し蝉の声』 作者: 藤岡 瞳
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