焚き火跡移ゆく空濃ゆい青
作者 よした 山月 投稿日
要望:厳しくしてください
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「焚き火跡移ゆく空濃ゆい青」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
きれいな風景ですね。若干時間の経過を感じます。心のうつりゆくさまは短歌の方があうのかも。夜明け前のブルーアワーの空と焚き火跡をシンプルに合わせてみた方がよいかもしれません。
薄明の紺青のそら焚火跡
点数: 1
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「焚き火跡移ゆく空濃ゆい青」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
コメントありがとうございました。
先に気になることをひとつ。余計なお世話でしたらスルーしてください。
>どうも感じたことを表そうとしていることが
>リアルのことを優先して言葉にしてしまうようです。
というコメントがありましたが、私の感想は逆で、よした様の句はリアルではなく「感じたことが強く出ている」のではないかと思っています。
【焚き火の華】【の美しき】【情炎】【(酒肴に会話という意味を入れる)】【千一夜】【舞う焚き火】【ノスタルジ】【命迸る】など・・・
この句でも【移ゆく空】がそうですね。
感じたことを出すのが悪いわけではなく、良い句であればなんでもいいと思うのですが、よした様の自己分析と私の感じたことが逆だったので、コメントさせていただきました。
上にも書きましたが余計なお世話でしたらスルーしてください。
◆御句、三段切れですね。
「焚き火跡/移ゆく空/濃ゆい青」と切れています。あまりよくない形です。
◆「焚き火」は冬の季語で、あまり「楽しい」「にぎやか」という意味は含まないかと思います。火を焚く行事はそれぞれに別の季語になっていたりするので、季語「焚き火」に「祭り」的な意味を持たせるのはやや厳しいかと・・・
それはそれとして「終わってしまった寂しさ」は出せるような気がします。
◆朝昼夕はこの句ではわかりません。
時間を定めることに要不要はありますが、必要ならばわかるように書かないとわからないものです。
げばげば様のコメントと提案句がいいですね。
時間・空の色・焚火跡、全部入って風景が出ています。
点数: 1
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「焚き火跡移ゆく空濃ゆい青」の批評
回答者 なお
よした山月さん、こんにちは。御句の感想を置かせていただきます。
私も余計なお世話を。
イサクさんの「余計なお世話」は実は適切なアドバイスと思いますが、私のは本当に余計なお世話かもしれませんので、お気を悪くなさらないで聞いていただければと思います。
げばげばさんがおっしゃっていますが、心の動きや時間の経過を詠みあげるには、音数が多い短歌のほうが適していると思います。よしたさんに意欲がおありであれば、短歌もチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
よしたさんのあふれる感性や、時の流れに乗せて情景をつぶさに語る姿勢には合っているかもしれません。
以上、余計なお世話でしたm(_ _)m。
さて、それはそれとして、御句です。私は、どうも「焚き火」は燃えていてこそ焚き火と思い、また季語であるような気がして、御句の「焚き火跡」は、おっしゃりたいことは痛いほどよくわかるのですが、どのようにコメントしていいか二の足を踏んでおりました。
ということで、今回はこれで失礼し、もう少し勉強させていただきます。
点数: 1
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よろしくお願いします。
焚き火跡。
楽しかった想い出や終わってしまった寂しさ、そのまま留まり現実逃避したいようだが、それでも明日はやってくる。
段々と明けゆく空の、移りゆく色(変わりゆくと悩み)の、綺麗さに支えられて、現実に戻っていける心模様を表したいと思いました。
そしてシンプルに
「焚き火跡」 祭りあとのように作用してくれるのか?
「濃ゆい青」がブルーアワーを想起してくれるのか?
そんな心配をしながらの上句でございます。