俳句添削道場(投句と批評)

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枕頭に咳止め備ふ寒夜かな

作者 中村あつこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

 毎日 一句は詠もうと思っていてもなかなかです。
もう暮らしの説明でしかないですね。

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「枕頭に咳止め備ふ寒夜かな」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。

作句・投句のペースについてですが、みなさんおっしゃるように、一日一句は自分の日記に書き留めておくのはいいですが、ここに出すとなるとちょっと大変ですよね。
私は一日一句とは考えておらず、できる時はドバドバできますし(質は問わない)、できない時はできません。この道場への投句は自分で決めたタイミングがあり、大体それに沿ってやってます。

さて、御句ですが、生活感のある、私の好きなタイプの句です。
あつこんさんが枕頭にお薬を置いておくのは、寒い夜だから咳が出るだろうから、ということではないのでしょう。寒い夜だから、咳が出た時に寝床を出てお薬のところまで取りに行くのが大変だから置いておくのだと思います。
この微妙な違いを提案句でうまく詠み込みたいと思いましたが、表現できずでした。原句で十分なのでしょう。

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★★★★★

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「枕頭に咳止め備ふ寒夜かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

一日一句、あまり縛りすぎるとしんどくなりますよ。感動したことを詠もう、を基本にする方がいいかもしれませんね(*'▽')
暮らしの説明の中にも、いろいろな情緒は隠れていると思います。それを説明じゃなく、ちょっとずつ工夫して、読む人に届けるということをみなさんされているように思います。当たり前のことを詠むのを恐れなくてもいいように私は最近思っています。何かプチ発見を、ですね。
御句、「ちんとう」とはスゴイ。カッコいい上五ですね。
中七「備ふ」が終止形で切れるので、「かな」が効いてない感じがします。
咳止めを備ふる枕さむき夜
咳止めを備ふるまくら夜半の冬

点数: 0

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「枕頭に咳止め備ふ寒夜かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

報告をいかに報告でなくすか、という技術を楽しむのも俳句の楽しみのうちですね。

◆「枕頭」かっこいい言葉ですし、寝る前なのはわかる言葉です。生かしたいと思いましたが私に技量が足らず・・・
 とはいえ「夜」とあれば「枕」などと出さなくても「寝る前かも?」とは思わせられるかもしれません。
◆切れ字は思い切って使って大丈夫です。
 「かな」は名詞(など)を強調しつつ句全体を詠嘆するような使い方になるかと思います。ので、残り十五音をそのように構成する必要があるかと。

・咳止めを備へ横たふ寒夜かな
・咳止めを備ふる夜の寒さかな

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