「しずけさや闇夜はぜ舞う焚き火かな」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
練習で良句のマネした句をこちらに出すときは、コメントで「この句をマネました」と伝えて頂けると助かります。気づかずに誉めたりダメを出したりしてしまうと思うので。
(とはいえこの上五はさすがに気づきます)
「や・かな」の二重切れ字の件は他の方のコメントにありますので置いておきます。
芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が、実は本当に静かなわけではないというのはわかりますよね?蝉が鳴いてますから。
御句はせっかく「闇夜の音」に集中しているのに、中七「舞う」という「見なければわからない状況」が突然現れるのが、勿体ないと思います。
この「舞う」は「静かなこと」や「焚き火の爆ぜる音」などの「音」とは関係ない動詞ですね。こういう動詞を使ってしまうと俳句の詩情性が散漫になるのではないかと思います。
・しづかなる闇夜に爆ぜる焚き火かな
あと
すぐにはできないと思いますが、「闇夜」と来たら「静か」なのは連想できますので(「闇夜」が騒がしいのは相当特殊な場合だと思います)、そういうことを意識して省略できるようになると、俳句の作り方が拡がります。
それから、さりげなく問題点が・・・「キャンプの焚き火」とありますが・・・この句の季節は「冬」で大丈夫ですか?
・闇の夜の火の粉舞い降る焚き火かな
点数: 1
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よろしくお願いいたします。
キャンプの夜しじま、ひとり何考えるわけでもなく
ただ焚き火をみつめ、パチパチと爆る、あの音を聴いていると心安らかになり
いつのまにか辺りの音が消えて
何というか、闇に包まれた感じになるのが心地よく癒されます。
まだ型が定まらないので
良句を真似てみたりしながらいくとよいのでしょうか。。。