俳句添削道場(投句と批評)

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駅に降り乗り場に長蛇篠突く雨

作者 薮崎智之  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

通勤電車から降りて家に帰る時に
激しく降る雨。タクシーで帰ろうと
思い急いで行くと長蛇の列が見えた。

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「駅に降り乗り場に長蛇篠突く雨」の批評

回答者 イサク

おはようございます。はじめまして。
初心者さんでしょうか? 僭越ながら。

◆「篠突く雨」は季語ではないようです。無季語でしょうか?
 季節感がなければ「篠突く雨」が生きません。
 夏の豪雨か秋の豪雨かでイメージはガラリとかわります。
俳句は十七音という音数制限が厳しいので、場面の描写に不要な説明はできるだけ省略します。
 俳句で出したい場面は「長蛇の列に雨」ですね。「駅に降り」が時間経過を説明しているので、省略したいです。
◆「乗り場に長蛇」これも説明臭い言い回しになっています。
 助詞「に」の使い方の問題が大きいと思います。助詞や語順の検討を。
◆字余りを整理して季語を入れます。

・バス乗り場長蛇篠突く雨の秋

ちなみに、他の方のアドバイスにもやんわりとありますが、俳句は十七音という音数制限が厳しいので、短くて意味が入っている言葉を使った方がいいです。「篠突く雨」で六音使うよりは「秋驟雨」という季語であり五音しかない言葉の方が、俳句として有利です。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「駅に降り乗り場に長蛇篠突く雨」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。
俳句は結構詠まれるのでしょうか?

御句拝読しました。
「降り」「乗り」と動詞っぽい感じで並んでいること、下五が「篠突く雨」六音になっていること、季語としていけるかなあというところ。
このあたりを解消して
タクシーへ長蛇の列や秋驟雨
としてみました。いかがでしょうか?

タクシーへ長蛇の列や秋驟雨

点数: 1

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「駅に降り乗り場に長蛇篠突く雨」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

薮崎智之さん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
すでにコメントを書いておられるげばげばさんと似たような内容になります。ご容赦ください。

御句、上五から中七が、重いというのか、ドタバタ感があります。それは駅を降りて(何かの)乗り場に移動する、という時の流れと場所の移動に、読み手がついていかなくてはならないからです。
コメントを読まなければ、「乗り場」も何の乗り場かわからない。まあ、タクシーかなとは思いますが、バスかもしれませんね。どちらでもいいのかもしれませんが。
さらに下五が字余りになっています。字余りは必ずしもいけないことではないのですが、御句のように六音のうち一音一音が独立した言葉の場合は重くうるさく感じます。

提案句としてげばげばさんの句はとてもいいと思いますが、せっかくですから私は少し違うのを置かせていただきます。

・タクシーの乗り場に長蛇白驟雨

点数: 1

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添削対象の句『駅に降り乗り場に長蛇篠突く雨』 作者: 薮崎智之
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