片づかぬ蔵書の落ちて秋の暮れ
回答者 負乗
卯筒さん。おはようございます🙂
まいどお世話になっております。
御句、蔵書が崩れるのを「雪崩」というのは、相応しくないと思います。「雪」が、季感として邪魔ですね…
ここは、シンプルに「落ちる」でどうでしょう… 「秋の日の釣瓶落とし」とも言いますし…
点数: 1
添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 卯筒 投稿日
回答者 負乗
卯筒さん。おはようございます🙂
まいどお世話になっております。
御句、蔵書が崩れるのを「雪崩」というのは、相応しくないと思います。「雪」が、季感として邪魔ですね…
ここは、シンプルに「落ちる」でどうでしょう… 「秋の日の釣瓶落とし」とも言いますし…
点数: 1
添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 げばげば
こんにんちは。
いつも勉強させていただいています。
御句、積読に時にとほほとなるときってありますね。それが崩れてきたというのは秋の暮に合いそうな気がします。
「雪崩れて」という言葉はやはり「雪」と思わせて「秋」という驚きのための措辞でしょうか。「蔵書雪」に見えて少し時間がかかり、漢字がいいのか、ひらがながいいのか、「崩れて」にするのか、ちょっと悩みました。
上五もちょっと説明っぽいというか主観目線なのかもしれません。
積み上げし蔵書くずれり秋の暮
こういう感じがシンプルで光景も見えやすいやもしれません(^▽^)/
点数: 1
添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 なお
こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。
御句、雪崩落ちるくらいの蔵書があるというのはすごいと思います。私はそんなに本がないので崩れ落ちませんよ(笑)。
御句について、細かいあら探しのようで恐縮ですが、道場ですので気がついたことを言わせていただきます。
積み上がった本が崩れる様子って、雪崩のようでしょうか?上手く言えませんが、ちょっと形が違うと思います。
また、げばさんと同じで、私も「蔵書雪」が崩れるように読めました。そんな誤読のリスクを犯してまで雪崩にこだわることはないと思いました。単に崩れるでいいのではないかと。雪崩という、冬のような字面なのに春の季語を使わなくてもいいと思いました(ここでは季語としては働かなくても)。
上五も、片付かなくても散らかっているだけであれば崩れません。片付かないというより積み上がっているから崩れるのでしょう。
そこで提案句は、
・積み上げし蔵書崩れて秋の暮
と置かせていただきます。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
本棚の蔵書の入れ換えをしているとついつい読みいってしまう。
日が暮れそうなことに気がつき、積み上げた蔵書をうっかりと忘れており倒して散らかしてしまった様子を詠んだ句です。