俳句添削道場(投句と批評)

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岳父笑む門前小路の柿羊羹

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

この季節の岳父の好物を詠んだ句です。

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「岳父笑む門前小路の柿羊羹」の批評

回答者 小西晴菜

卯筒さま。拙句「今夜シチュー」にコメント、感想句くださりありがとうございます。日々料理を担う者として、家族の「ちょうど今日はそれが食べたかった」という反応が何より嬉しく、卯筒さまの句で「今日も頑張ろう」と意欲がわきました。

さて御句ですが、私は無教養なことに「岳父」は「義父」と同義だと思っていて、初読では空気感がつかめませんでした。でも、これは妻の父親と1対1で向き合う男性の句と解って、ストンと心に響きました。
「サザエさん」の波平さんとマスオさんみたいな関係も世間にはあるのでしょうが、
数年前に亡くなった私の父は、夫に対して何となく態度がぎこちないというか、なかなか素直な笑顔を見せませんでした。孫には、1年中笑顔のバーゲンセールなのに。
だから、父親が娘の夫に見せる笑顔って、かなりの稀少価値。それはあたかも、特定の寺社の参道の小さな老舗の和菓子店の羊羹みたい。特別な品種の柿で手作り、数量限定、期間限定、そこへ参詣した時しか買えない。御参りより羊羹目当てで訪ねたけど売り切れだった、みたいな····。
男性にありがちな、「酒を酌み交わす」ではなく、和菓子をはさんで笑顔の父と夫。
娘の立場から見ても感動的な、他でなかなか見ることのない、素敵な句です。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「岳父笑む門前小路の柿羊羹」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、コメントの通り「この季節の岳父の好物を詠んだ句」と伝わってきました。一方でそれ以上までの感慨は伝わってはきませんでした。岳父さんはあそこの柿羊羹が好きだという感じの句になっています。やはり門前小路の音数を使ってもう少し、岳父さんと柿羊羹の間の何かを詠めそうな気がします。実景がわからず提案は思いつきませんでした。「丁寧そうにお茶を淹れている+柿羊羹」とか。何か想像させてほしいという印象でした(*'▽')

点数: 1

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「岳父笑む門前小路の柿羊羹」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、門前小路の柿羊羹というのは有名なのですね。結構買うのが大変だったりして?今はそういうお菓子ありますよね。何ヶ月待ちとか。
それを卯筒さんがお土産に差し上げたのでしょうか?それともご本人がようやく買えたとか。あるいは予約していたのが届いたとか?いやもう召し上がっているのかな?一人で?卯筒さんもご同席?

って、読み手の想像は俳句の面白みではありますが、何かその辺をもう少し知りたいと思いました。

・岳父笑む吾の求め来し柿羊羹

点数: 1

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