「勝手口瓶を彩る小菊かな」の批評
回答者 森本可南
瓶の小菊秋を彩る勝手口
上五が上六になってしまいますが、(瓶の菊では、ちょっと、風情がないし)どんな菊かも、イメージわかないと思って仕方なく。
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作者 中村あつこ 投稿日
回答者 森本可南
瓶の小菊秋を彩る勝手口
上五が上六になってしまいますが、(瓶の菊では、ちょっと、風情がないし)どんな菊かも、イメージわかないと思って仕方なく。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
あつこんさん、本句は感情語を排除して、見たままでできているんじゃないでしょうか。勝手口にある瓶に小菊を挿している様子が見えました。いいですねー。やりましたねー。こういう感じで、あとは読み手が想像するというのがいいなあと思います。
めちゃくちゃできているので、ここからどう添削はなしです!!なのですが、
もし自分が詠むとするならと言われると、
・「彩る」がわりとあるフレーズなので避けに行きます。
・上五で切れているようにも見えて、最後「かな」になっているので、そこも少し推考すると思います。
背戸口の瓶に小菊の二つ三つ
こんな感じで数詞を入れてみて、さらに光景を具体的にしてみるかもです(^▽^)/
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回答者 イサク
こんばんは。
そうですね。
本気で俳句に向かうと気にすることが多くて大変ですけれど、慣れると少しずつ気にならなくなってきます。
げばげば様の指摘がありますが、この「彩る」という言葉自体には具体的な風景がなく、雰囲気を説明している言葉です。
「彩る」とは書かずに、花や周辺の描写で「彩っている」と句の受け手に思わせると、さらにいいですね。
これが以前にもお伝えした「説明の言葉の省略」です。
提案句はげばげば様と似た形になりましたので、そのまま拝借します。
・背戸口の瓶に小菊の二つ三つ/げばげば
「瓶に小菊(がある)」と伝えるだけ。
これで句の受け手の頭の中に「瓶に差した小菊」の映像が出て、それぞれの頭の中にそれぞれの彩っている様子が描かれ、「彩る」と説明する必要がなくなります。
説明の言葉はどうしても無粋に見えますので、こうやって省略していきます。
ご参考まで。
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回答者 なお
こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。
御句、小菊はいかにも秋の風情でいい季語ですね。前句ではお仏壇に、今回はお勝手口にと、あつこんさんのお心配りのほどが垣間見られて結構なことと存じました。
さて、御句。私は少し悩みました。あつこんさんの目と心が、小菊と瓶のどちらに向かっているのか計りかねたからです。
庭に咲く小菊も、それなりの器に活ければ立派なものだ、というのか、何の変哲もない(ガラスの)瓶も、小菊を活けるときれいに彩られるなぁと。どちらでしょう?両方でしょうか?
私は鑑賞も作句も勉強中ですが、どちらか一方に寄せたほうが、焦点が絞れるのではないかと思いました。
すなわち、小菊に寄せると、
・お勝手の瓶いっぱいの小菊かな
瓶に寄せると(勝手にガラス製にさせていただきますが)、
・勝手口小菊盛られしガラス瓶
よく言えば両方立たせて悪く言えばどっちつかずは、
・空き瓶の小菊あふれし勝手口
ご参考になれば幸いです。
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回答者 森本可南
こんばんは、あつこんさん。
私は、こういう心配りするかた、大好きです。
そのかたの人となりがうかがえます。
小菊ってところが、もう、たまらないです。
すみません。感想だけで。
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回答者 負乗
あつこん様、初めまして🙂
良い句と思いました。
ただ「彩る」が、気になりました。
単に、「差したる」で良くないですか…
「勝手口瓶に差したる小菊かな」
「瓶」では、ちょっと味気ないので、
「勝手口陶に差したる小菊かな」
とか…
うむ…まだ平凡ですかね…
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
沢山の小菊を勝手口の瓶に入れたら、瓶もお洒落に見えます。
自分の気持は入ってないと確認しましたが?