俳句添削道場(投句と批評)

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寄席はけて吾を迎えし月あかり

作者 お七  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ある日、落語会が終わって表に出たら月が出ていた。こんな句はこれまで山ほど詠まれてきたことだろう。

俳句は一万句詠めば一人前とか。情景をそのまま書けば面白くないし、少しひねると伝わらない。悩んでばかり。

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「寄席はけて吾を迎えし月あかり」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

寄席という「場所・建物」から「はける(出る)」という受け取り方もできますが、なおじい様の言う「はねる」の方が寄席の雰囲気が出ますね。

「し」が過去形の助動詞なのはげばげば様から出ていますね。間違いではないですが「月あかり」は「今自分を迎えている」方が良いのでは?という意見は同じです。「落語が終わった」の方は過去形にできますね。

コメントに「落語会」とありましたのでいわゆる東京の演芸場ではないと思いますが、例えばの提案句です。

・寄席はねし上野の街へ月あかり
・寄席はねし新宿のビル月あかり

あとは「落語会」を生かす方法もありますね。

・落語会はねて帰路さす月あかり

句の評価:
★★★★★

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「寄席はけて吾を迎えし月あかり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。いつも勉強させていただいています。

情景をそのまま書けば面白くないし、少しひねると伝わらない。悩んでばかり。わかりますー。同じ悩みを抱えていましたからねー、今もですけどね。きっとみなさん、類句から逃れよう、ちゃんと届くかな?この2点だと思います。
悩んだら後者だと思います、私は前者ばかり追って伝わらないなんてことよく言われましたし。ここの皆さんに伝わりますか?ってよく聞いてました。まずは光景と詩情が届くかに重視するもいいかなあと。

そういう意味では本句、ばちっと光景も予選後の感慨も届きましたよ!
後は中七、過去の「し」がいいのか、今月を味わってるし。
寄席はけて月明かり、で光景は言えてるので、七音で、月明かりをさらに描写するのか、寄席はけを描写するのか。ここで自分なりのオリジナリティや寄席はけのさらなる感慨が出せるかもしれません。

寄席はけて隈なきまでの月明かり
寄席はけてまるいまあるい月明かり
寄席の熱果てしづかなる月明かり

点数: 1

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「寄席はけて吾を迎えし月あかり」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。お七さん、いつもお世話になってます。

御句、こういう情景よくわかりますよ。私も寄席や落語会はよく行きましたから。最近はコロナで自粛していましたが、そろそろ大丈夫でしょうかね?

ところで、寄席が終わることは「はけて」ではなくて「はねて」のほうがいいのではないでしょうか?地域によってそうお使いであればごめんなさい。

点数: 1

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