「寄席はけて吾を迎えし月あかり」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
寄席という「場所・建物」から「はける(出る)」という受け取り方もできますが、なおじい様の言う「はねる」の方が寄席の雰囲気が出ますね。
「し」が過去形の助動詞なのはげばげば様から出ていますね。間違いではないですが「月あかり」は「今自分を迎えている」方が良いのでは?という意見は同じです。「落語が終わった」の方は過去形にできますね。
コメントに「落語会」とありましたのでいわゆる東京の演芸場ではないと思いますが、例えばの提案句です。
・寄席はねし上野の街へ月あかり
・寄席はねし新宿のビル月あかり
あとは「落語会」を生かす方法もありますね。
・落語会はねて帰路さす月あかり
点数: 1
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ある日、落語会が終わって表に出たら月が出ていた。こんな句はこれまで山ほど詠まれてきたことだろう。
俳句は一万句詠めば一人前とか。情景をそのまま書けば面白くないし、少しひねると伝わらない。悩んでばかり。