俳句添削道場(投句と批評)

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落語家の着物で気づく秋は来ぬ

作者 お七  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏の間、落語家さんは羅、紗、絽といった夏物の生地の着物をお召しになっていますが、9月になると暑くても単衣に着替えて高座に上がります。落語家の皆さんは格別季節を大事になさるようです。最初作ったのは「落語家の着物で知りぬ秋は来ぬ」です。それから上下を入れ替えて「秋は来ぬ着物で知りぬ落語家の」としましたが、これは三段切れになるのか等々…散々悩みました。皆さんのお知恵をお貸しください。ご指導よろしくお願いいたします。

最後に小三治師匠のご冥福をお祈りいたします。

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「落語家の着物で気づく秋は来ぬ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

なるほど、着物で秋に気づくって最高ですいねー、発見ですもんね。
中七「で」は散文的となるので、「に」がいいでしょうね。
または「着物で気づく」とせずに、着物がどうなってたのかの描写にするとよりよいかもですね。厚くなっていたのか。
コメントをお借りして、提案いかがでしょう。

落語家(噺家)の単衣になりて秋は来ぬ

点数: 3

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「落語家の着物で気づく秋は来ぬ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。お七様、いつもお世話になってます。

お七さんは噺家さんの着物に詳しいですね!すごいです。
ただ、これは、サラリーマンの背広にも似たようなことが言えるのですよ(笑)。
秋から冬そして春は袷(合わせ)、今の言葉で言えば総裏。初夏から初秋は単衣、今の言葉では背抜き。盛夏はワイシャツだけ、すなわち絽や紗ですね。
お七さんのコメントはとても勉強になりました。色々と工夫なさるのはいいことですね。

私の提案句は次の通りです。誰でもが着物の違いで季節を感じられるわけではないと思い、すこしハードルを下げました。

・噺家の着物のままに秋は来ぬ

噺家の着物と言えば正絹が相場ですから、最後は「きぬ」となさったのですよね?
それは残そうと思いました。

点数: 2

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「落語家の着物で気づく秋は来ぬ」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

はじめまして。
「良夜」の句に嬉しいコメントありがとうございます。

落語がお好きなんですね〜。
私は落語の素養はないのですが、こちらのサイトでもしばしば落語をテーマに詠まれている方がいて面白く見させていただいています。
落語家の着物というのも粋なテーマですね。
多くの俳句は「発見の瞬間」を詠んでおり、「知る」「気づく」といった語を内包していると思うので、そちらは省略してもいいのかなと思います。

落語家の着物の裏に秋は着ぬ
着物の生地を表す言葉はほとんど季語になってしまっているので「裏地がついたことに秋を感じる」句を提案させていただきます。

点数: 2

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「落語家の着物で気づく秋は来ぬ」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

あっすみません
提案句は「落語家の着物の裏に秋は来ぬ」の間違いです!
着物を着るに引っ張られてしまいました〜。
そういえばなおじい様の言うように、「絹」とかかっているのでしょうか?

点数: 2

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