「転倒しバトン転がる運動会」の批評
回答者 なお
お七さん、こんにちは。
拙句「差し向かい」コメント有難うございました。
ところで、私はお七さんの「転倒し」にコメントしたのはつい今しがた(16:50くらい)ですから、今朝は送っていませんよ!
それに、このサイトは、一旦投稿すると、自分の恥ずかしい句でも消せませんからご安心ください(笑)。
点数: 1
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作者 お七 投稿日
回答者 なお
お七さん、こんにちは。
拙句「差し向かい」コメント有難うございました。
ところで、私はお七さんの「転倒し」にコメントしたのはつい今しがた(16:50くらい)ですから、今朝は送っていませんよ!
それに、このサイトは、一旦投稿すると、自分の恥ずかしい句でも消せませんからご安心ください(笑)。
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回答者 イサク
こんばんは。
まず一般論から入ります。
真面目に俳句を続けると、「説明」というものの難解さに出くわします。
片や「説明しないとわからない」。
もう片方では「説明しすぎ」と言われます。
また「説明っぽい」と「そうでもない」が日本語感覚的なものになってきますので、ここから先は、素人である我々の意見はかなり食い違ってくることがあります。
そのあたり、ご了承ください。
御句の場合「転倒しバトン転がる」ここが説明しすぎに見えます。
ここで「なぜ?」と考え立ち止まるのではなく、読み替えることで解消していく方をお勧めします。
◆例えばその1
「転倒してバトンが転がったこと」ではなく、その「転がったバトン」に目を向けると説明っぽさが薄まることがあります。
・転倒し転がるバトン運動会
◆例えばその2
句の中に「転倒して⇒バトン転がる」という原因と結果が明らかな表現があります。そういう繋がりを失くしてしまえば、説明っぽさが薄くなります。
・転倒のバトン転がる運動会
・手の先にバトン転がる運動会
・足元にバトン転がる運動会
◆その1とその2を合わせて、さらに瞬間の描写にしてみます。
・転倒のバトンの行方運動会
・足元に転がるバトン運動会
◆ちなみにさらに付け加えるならば、私個人の感覚では「転倒」そのものが説明感のある言葉で、使う時に気を付けます。
こうして言葉を入れ替えることで句の数が増えます。
問題が解消することもさらにダメになることもありますが、明らかにダメな句は捨てていけばいいので、いろいろお試しを。
説明的かどうかがご自身でわからない場合・・・そのためのこのサイトですね。
上にも書きましたが「原因結果」、「理屈っぽい」、「単語そのものが説明っぽい」など「説明臭い」ことになる理由はいくつかありますので、・・・まずは慣れですね。
点数: 2
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句、間違いなく、ワンシーンにクローズアップされました(^▽^)/やりましたねー。光景がしっかり見えました(*'▽')めちゃくちゃいい!
これはお七さんの思い出でしょうか?お子様の様子を見ているのでしょうか?断りがなければ、作句者が主体となるかもなので、お七さんの思い出で、こけてバトンを転がしている感じがしますね。ここに「子」という要素を入れると、こちらが親として見ているような感じも出るかもしれません。実景はどちらでしょう。
まろぶ子のバトン転がる運動会
このままでもいいのですが、添削道場なので、ひとつだけ。
「転倒」という言葉と「バトン転がる」という部分にちょっと重複感があるというか、バトン転がる、で転倒したのかなとか落としたのかなとかいろいろ見えるので、省いた分でより具体的に違うことできるかもです。
子供の句なら
駆ける子のバトン転がる運動会(駆けるすらバトンがあるからいらないかも)
競る吾子のバトン転がる運動会
子供限定でないなら
先頭のバトン転がる運動会
アンカーのバトン転がる運動会
ゴール際バトン転がる運動会
点数: 1
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回答者 なお
お七さん、こんにちは。いつもお世話になってます。
別に前句は駄句ということはないですよ。そんなこと構わずに、今はたくさん見てもらってください。
今回も、げばげばさんとイサクさんがいい感じでコメントしてくださっていますね。
コメントのポイントは「説明的」ということです。これは私も悩みまして、今でもしばしば「説明的だ」と言われます。
仕事が説明書を書いたり、添削修正とかの仕事ですので、俳句
の考え方とは正反対、最初はなぜ俳句を始めたのだろう、役にたたないよ、と思いました。しかししばらく続けていくうちに、仕事に役立つようになってきました。
詳しく書くということは、長い文章を書くということではない。簡潔明瞭こそが最も重要である、ということ。
こう書くと当たり前のようですが、これが結構難しいのです。でも、俳句のおかげで認識を新たにしました。
そのコツは、
・具体的に
・色々なことを言おうとしないでポイントを絞る
・平易な言葉で
・重複を避ける
というようなことです。
御句の「転倒」。一般的にはなんでもない言葉ですが、俳句、しかも子どもの運動会では堅いかも。
もしかして大人の職場運動会であればまた話が違ってきますが…。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
前回の句は駄作の見本のような句でした。今回は少し進歩しているでしょうか。ご指導よろしくお願い申し上げます。