俳句添削道場(投句と批評)

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地団駄にひらり舞う葉は秋風か

作者 AG  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋の時期、子供の地団駄で、舞う木の葉は足踏みによるものか、秋風によるものか。

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「地団駄にひらり舞う葉は秋風か」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。AG様、いつもお世話になってます。
御句、面白いところをお詠みになりましたね。
お子さんが何か気に入らないことがあって地団駄踏んだら葉が一枚落ちた。子どもが木を揺らしたからだと思ったが、そんなことで木が揺れるか?葉が落ちるか?
そうかこれが、「目にはさやかに見えねども」の秋の風か…。
ということですね?

提案句ですが、げばさんのものが素晴らしいので私はいいや、と思っていましたが、悔しいので(笑)、次のように置かせていただきます。

・地団駄で舞ふ葉にそつと秋の風

よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「地団駄にひらり舞う葉は秋風か」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

4句目、楽しく味わわせていただきました。
地団駄に葉が舞う、と書いた後、秋風か?となっているのが少し気になり。
句意を詠むなら、
ひらり舞う葉は地団駄か秋風か
だとは思います。

でも、ちょっと説明的というか、地団駄が原因で散ったのか、秋の風が原因で葉が散ったのか、という「原因で」という句意が気になる感じです。
「君待つとわが恋ひをればわがやどの簾動かし秋の風吹く」
こういうのも和歌にはありますけどね。
地団駄と思ったら、秋の風だったとかは、短歌ならいけるかもしれません、、。

地団駄を踏む子に秋の風が吹く方が素敵ではないかなあと。

地団駄の子へ葉のひらり秋の風

点数: 2

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ひらり葉や地団駄の子か秋風か

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

初めまして。

課題
・「ひらり舞う葉」の措辞が凡庸
葉に対して、ひらり舞うという常套表現で音数を使うのはもったいないです。意図的に効果を狙った場合を除いて、常套表現はさけた方が良いでしょう。あえてにしても、「ひらり」にさらに「舞う」まで付けちゃうとさらに凡庸さが際立ちます。

・「秋風か」の効果
読者にかと問う形ですが、風で葉が舞うのを秋風かと言われてもそうでしょうねという感じがします。この形は、意外性があったり因果のないところに因果を求める場合でないと成功しづらいと思います。
⇨「地団駄に」の「に」がそこにという定着する場所を示す意味にはならなくて、地団駄によってという原因を示す「に」になっているからです。

・全体的に意味がおかしい
地団駄に舞うと言っているのに、それは秋風か?と言っていて支離滅裂です。雰囲気で意味はわかりますが、雰囲気に頼りすぎてて丁寧に言葉を選んでいない印象。

コメントにある内容をそのまま書いたほうが、少しは良いかもしれません。

点数: 1

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「地団駄にひらり舞う葉は秋風か」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

卓鐘様、げばげば様からだいたい出ていますので、重ならない範囲で。

季語「秋風」を使っていながら「秋風ではないかも(地団駄にひらり舞う葉)」という句になっているので、秋風が吹いてなくて勿体ないですね。
季語を使う俳句ならば、秋風は吹かせましょう。疑問形でも断定形でもよいですので・・・

・秋風や舞ふ葉に吾子の地団駄す
・地団駄の吾子に舞ふ葉の秋風か

点数: 1

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