俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

深海魚ともしび消しぬ月天心

作者 よし造  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

俳句ポストの流れで。ポスト私には手ごわい。

最新の添削

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「深海魚ともしび消しぬ月天心」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

深海魚、チョウチンアンコウをイメージしました。月がきれいだから、自分のもつ光を消してしまおう、といったかんじかなと。深海から月までの規模の大きさがすごいなと思いました。
でも月を見ているなら、深海魚が海面に上がってきたのを描いているのでしょうか。あれ、もしかして打ち上げられてます?
打ち上げられて、もう深海には戻れない。自分の命はもうここまでか…。ふと見上げると空には見事な月。海の上にはこんな美しいものがあったんだなあ、と。最初で最後に見る月の美しさ。灯火はあの頭の突起の発光ではなく、命の灯火に思えてきました。
勝手な想像ですが、楽しく鑑賞させていただきました。新江ノ島水族館にはチョウチンアンコウの標本が展示されているそうですね。標本はあまり見たいとは思わないのですが、深海から上がってきた魚たちにはきっといろいろなストーリーがあるんだろうなと思いました。

点数: 2

添削のお礼として、はやさんの俳句の感想を書いてください >>

月天心ともしび消しぬ深海魚

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

よし造様のポスト句、中六の字足らずに見えたのですが意図的でしょうか?

御句、深海から月まで視線が忙しく感じます。当日最高高度の月ですし・・・
また、深海魚は現実には観察してはいませんよね?

「月」が「天心」のため、語順がどうあれ受け手は因果関係をもって受け止める句材です。
きちんと風景から入った方が良かろうかと・・・思いました。

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「深海魚ともしび消しぬ月天心」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「銀杏よける子」コメント有難うございました。

御句、深海魚が提灯鮟鱇を指しているとはすぐわかりました。一番有名ですし、ともしび消しぬ、とおっしゃっていますからね。きれいな月を鑑賞する時には、私たちは部屋の電気を消しますよね、それと同じことを深海魚もするというのがこの句のポイントですね。
イサクさんやげばさんのコメントの月天心との因果関係?これは私にはよくわかりませんでした。

そこで私の提案句です。
・深海魚灯りを消して月見かな

海の生物に「ともしび」はそぐわないのではないか(消えてしまう)と思い、「灯り」にしました。そして、鑑賞のために自らを暗くするということで、「月見」と言い切りました。

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「深海魚ともしび消しぬ月天心」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再登場失礼します。

堆肥の句コメントありがとうございます。
好評をいただいて励みになります。
このあいだ、ダックさんが長谷さんに「伝統俳句協会」入選おめでとうございます!というコメントを書いているのを見て、お、そんな投句サイトがあるのか、と見にいったんです。長谷さんの入選句素敵な句でした。
そちらは伝統俳句という名の通り、虚子からの流れで、「客観写生」「花鳥諷詠」をモットーとしているサイトでした。
ポストにしても俳句生活にしてもN先生の投句サイトは発想の飛び方に類想が少ない上に光景にしっかりリアリティがあることがポイントのようで、カタカナ・英語どんとこいのいろんな発想を試みていましたが、伝統俳句サイトの方は、日本語をしっかり使い、ただただプチ発見をしっかり描写していくという原点のような感じで。
どちらにも興味があるといったらいいですかね。なので、この道場では、突飛な言葉も出て来たり、堆肥のにほひ詠んだり、コメントでは真面目という言い方をしましたが、どっちにしても真面目に詠んでいるということです(^▽^)/
コメントいつもありがとうございます(^▽^)/
風の鳥の句風なら、伝統俳句の投句にぴたっとくるかもですがもう投句されてますか?現代俳句協会のネット句会は参加されてるとおっしゃってましたが。

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「深海魚ともしび消しぬ月天心」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

ポストの句は「しんかいうおにひをともす」という読みでしょうか。「しんかいぎょにあかりをともす」でしょうか。リズム的には前者かなと思いつつ、少し悩ましかったのは読みでした。

実際は見えない深海魚のともしびを見るという発想はとても大好きです。綺麗な風景だと思います。原句も、月が中天まで来たので、深海魚はともしびを消したということですよね、そこがきれいですよね。
イサクさんもおっしゃってますが、「中天に達したので、ともしびを消した」という因果関係は多少出ると思うので、むずかしいですよね。月が天心でなければ、まだその関係性はおちつくかもしれませんが、月天心はきれいだし悩みますね。いろいろ提案考えても因果関係は出そう、、。

月代やともしびを消す深海魚

点数: 0

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「深海魚ともしび消しぬ月天心」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場失礼します。

メントスの句コメントありがとうございます。
ぽとりと下向いて、(そのあと、しゅわーっとは想像の中、)上を向いて吹き出しが消えたら秋の空という視点の誘導でしたが、たしかに、せわしないですね。しゅわっとさせて上を向いているシーンの方がいいということですね。勉強になります(*'▽')

コメントいつもありがとうございます(*'▽')

点数: 0

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

蝉時雨浴ぶり浴ぶりて茅舎の忌

作者名 あらちゃん 回答数 : 4

投稿日時:

恋の味サマーオレンジはんぶんこ

作者名 花恋 回答数 : 3

投稿日時:

鯉食べて炬燵に入り越した冬

作者名 翔子 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『深海魚ともしび消しぬ月天心』 作者: よし造
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ