俳句添削道場(投句と批評)

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絵の如く土手歩む人秋日和

作者 負乗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ほんとは、「錦絵の如く」「浮世絵の如く」としたかったのですが…

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「絵の如く土手歩む人秋日和」の批評

回答者 長谷機械児

負乗さん、「地下街を」句の添削ありがとうございます。

「さまよひ」か「さまよふ」か、迷った結果、切ってしまいました(「秋の空」が句またがりになっているのを意識しすぎたか)。

御句について。

・初読時は「歩む人」が句の中心と思っていたので、絵のように「歩む人」というのは随分ゆったりとした感じなのだろう(たとえばモネの日傘の女性のような)、そんなイメージにあった女性が居たものとみていました。
・コメントを見ると“浮世絵”! 単に“絵に描いたような”というのでなく、より具体的な描かれ方までイメージされていたとなると、「絵の如く」の五音は勿体ないと思います。「錦絵のごと」「浮世絵のごと」でも、まだ漠然としているような。

以下、絵師の名前を出して、もう少しイメージを具体化させてみるという提案です。字数を使うので、「土手」「人」どちらかを捨てる必要は出てきますが。

 広重の描きたるやうな土手の秋
 歌麿の画に見し人ぞ秋日和

ただ、“浮世絵”と「歩む」とはうまくつながらず(「道行」とか「花魁道中」とか、浮世絵的な歩みには、実景に対する比喩になりそうな絵を想起できず)。「絵の如く」と連用形になっているので「歩む」に掛かっていたものと思うのですが…。

今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「絵の如く土手歩む人秋日和」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
拙句「銀杏踏む子」コメント有難うございました。助かります。

御句、なかなか面白いですね。「土手」、ユニークですね。
しかし反面、「絵のように土手を歩く」というのはどういうことかと、そうする人というのはどういう人だろうというのが、なかなか浮かびませんでした。
これが例えば、
・油絵のごと行く人や秋日和
ですと、自分の記憶にある有名な絵画が、それこそゴッホでもルノワールでもいいと思いますが、思い浮かんでくると思います。
あるいは、ご自身のコメントにあるように、
・錦絵のごと歩く人秋日和
・浮世絵のごとく行く人秋日和
これらですと、さらにくっきりと映像が浮かぶと思います。

土手が消えてしまいましたので最後に土手を入れて、
・秋の土手油絵のごと歩む人

よろしくお願いします。

点数: 1

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「絵の如く土手歩む人秋日和」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、やはり錦絵を入れたいですねー。初読は絵のごとくと言ってもどんな絵かが浮かばず。錦絵なら、渡しの土手を歩く傘を被った絵とかが浮かんだりはします。

錦絵のごと歩く土手秋日和

人は見えますでしょうか?

点数: 1

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秋日和土手は浮世の絵のごとく

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

なおじい様とは少し違うようですが「絵の如く土手を歩む」というフレーズに引っ掛かりがありました。「錦絵」「浮世絵」とすると、さらに、です。

多分ですが私の脳内で「絵の如く」という単語で静止画になってしまい、「歩む」に違和感が発生したのだと思います。
それでも脳がアニメ絵を想像しようと脳内で変換をかけていましたが、「錦絵」「浮世絵」で崩れ去りました。

私の脳に言うことを聞かせるなら「歩む姿」とでもすればいいのかな?ですが、音数がもったいないですね。

点数: 1

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