俳句添削道場(投句と批評)

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へへへのへへの字の揺るる犬子草

作者 はや  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

穂が10㎝超の大きなねこじゃらしが、家の近くにたくさん生えています。じっと見ていると垂れている様子が「へ」に見えてくる…。いったんそう見えたら、周りは「へ」の字だらけ。
このふさふさを表すのは猫じゃない、犬だ!ということで、犬子草にしました。

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「へへへのへへの字の揺るる犬子草」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
いつも温かいコメント有難うございます。励みになります。

御句、意識してだと思いますが、工夫が見られますね。猫じゃらしはエノコログサと言いますが、それがなまって犬子草になった。季語ではその穂が犬の尾に見えるので狗尾草という。でも狗尾草ではこの感情は、表せない!ということで猫でもエノコロでもなく犬子草に落ち着いた、ということと思いました。
「への字」とはよく詠みましたね。私には「し」が逆立ちして斜めっているように見えます(笑)。
「へへへのへ」これはすごい。これがこの句を印象付けていますよね。これを普通に、
・集まりてへの字の揺るる犬子草
・そこかしこへの字の揺るる犬子草
などとすると、「への字」が全然活きませんね。
説明的かどうかは、私は説明大王なので感じませんでしたが、イサクさんのように添削されると、その方が良いかと思いますね。

ありふれたものを独特のセンスで詠む。勉強になりました!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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犬子草への字の揺るるへへへのへ

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

発見の句ということで。
同時に比喩の句でもありますね。「への字のようだ」という。

上五中七に、自分の発見した犬子草を説明しよう!という雰囲気が漂います。
ので、
このままの語順なら例えば中七に切れを入れて
(三段切れっぽいですが上五中七はこの形なら「への字」でつながるでしょう)

・へへへのへへの字揺るるや犬子草

あるいは↑上に置いた語順入れ替え、でどうでしょう。

点数: 1

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「へへへのへへの字の揺るる犬子草」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、犬子草をへの字の発見で詠んでいく。いいですねー。楽しい句ですね。
このままでも、十分たのしめました。イサクさんがおっしゃる説明の雰囲気、言われるとたしかにですが、初読のときは私は気づきませんでした(^▽^)/
「へへへのへ」から始まる驚きもあったので、

へへへのへへの字揺るるや犬子草

これを犬子草に修飾していかないイサクさんのこちらに一票です(*'▽')
面白い句、ですねー。発見いいですねー。

点数: 1

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「へへへのへへの字の揺るる犬子草」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

へへへのへへの字ってとても良いですね。
猫じゃらしの揺れる情景がとても秋らしく素敵な句だと思います。
勉強になります。

点数: 1

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へへへのへへの字の揺るる猫じゃらし

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

へへへは笑いとも取れますね。中七のへを重ねたのも良かったと思います。読み下しが楽しい雰囲気に合っていると思います。ただ一つ不満は、猫派としては、「笑ってじゃれるのは猫でしょう」と言いたい気持ちになります。

点数: 1

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「へへへのへへの字の揺るる犬子草」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

和音の句、コメントありがとうございます。
ピアノの音が身に染みるという類想から逃れようとしているうちに、かなり抽象的な光景のままになってましたー(^▽^)/
曲名などで具体性に寄せていくというのはとてもいいアイデア!参考にさせてもらいます(*'▽')いつもありがとうございます!

点数: 0

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