「風さやかフレアスカートふわふわり」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。とてもいいですね。「さやか」という季語が秋の雰囲気を漂わせています。私なんかは1季語定型ばかりやってますので、こういう句を見ると、いいなあとどうしても思っちゃいます。頭がかたいですかね。
さて、このままでいただくのもいいのですが、上五に「風」を置いたので、風が吹いた「ので」スカートがふわっとなるという因果関係というのが生まれやすくなります。因果関係は少し詩情を削ぐ性質があるので、俳句においては避けたくなるものです。「風」を省くだけでもそこは解消されるかもしれません。
また、俳句は切れの文学とも言いますが、上五を明確に切ることによって、風はもちろん、空や空気や気候やその場を包むすべてが、「あーなんて秋らしく爽やかだ!」と言っておいて。そのあと、スカートが出てくるような。そういう効果もあります。「俳句においては」とばかり書いてすいません<(_ _)>
さやけしやフレアスカートふはふはり
爽やかやフレアスカートふはふはり
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フレアスカートはいてみた。