俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

ローギアの笹谷峠の星月夜

作者 74  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋の旅行①
笹谷峠は途中まで高速に案内されているのに気付かず、高速は乗らんわーと選んだ脇の道でした。今、熊でもなんでも出たら死ぬな…と思いながら恐る恐る運転して着いた尾根で開けた視界に広がる満天の星空はとても美しかったです。但し二度と運転したくない道です。
ちなみに、計画を一応立てた旅行の直前に「日の出見よう!」と思い立ち、真夜中に見知らぬ道を走るという夏の旅を全く反省していない思い出です。

ローギア…運転してることと車のことと伝わるか、もっと言いようはあるのではないかと悩んでます。
助詞「の」…状況の限定をするのにローギア→笹谷峠は無理があるのでは?成立してたら状況の限定をしつつ光景が広がって面白いかなと思い採用しました。
助詞を弄ると峠へ向かうときの星月夜になりそうで、あくまでも尾根で見た星月夜とするのに固有名詞の是非もありそうです。峠なので尾根のことではあるのですが。

皆さんのご意見よろしくお願いします。

最新の添削

「ローギアの笹谷峠の星月夜」の批評

回答者 卯筒

初秋風の句の視点を褒めていただき嬉しいです。
仰られるとおりげばげばさまに添削してもらった句の方が句意も伝わりやすいと思いました。

これからもよろしければ御指導添削よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

ローギアの笹谷峠や星月夜

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

西瓜の句コメントありがとうございました。「食べあと」は皆さんからもご指摘あった通り、ちょっと強引な日本語でしたねぇ。「かな」の詠嘆が効いているかについては自問自答の日々でございます。

御句、「の」の繰り返しの効果は、意味や光景を限定していくものです。この句の場合、最初の「の」と2回目の「の」では役割がちがくスムーズに星月夜に誘導されていかないので、あまり効いていないように思いました。それよりは、「笹谷峠」をしっかり見せて、星月夜をパッと見せた方がいい気がしました。

点数: 2

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星月夜の笹谷峠にギアを変ふ

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

秋の旅シリーズですね。お待ちしておりました!

ローギアで車かバイクはわかります。峠を走るような自転車だとあまり「ロー」とは言わないかな?
74様の句なのでそう思いませんが、車用語+「峠」の文字でドリフト族(表現が古い)などの走り屋の印象が出ています。

「峠」は日本語としては確かに「尾根の一部」なのですが、現代では「峠道」の印象が強いかもしれません。とすると周囲に木が立ち並んで視界が悪いです。
その中の季語「星月夜」の効果として、どこか視界が開けた場所のイメージは出そうです。峠の頂上(日本語としておかしい?)ではないかもしれません。

私は「ローギア」で「下り坂」のイメージなのですが、ここは差異がありそうですね。

点数: 1

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「ローギアの笹谷峠の星月夜」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもお世話になっております。
「ユトリロの〜」の句、わざわざ絵を見た上で添削していただいたんですね。ありがたいです。
海外の句、しかも季語を無謀にも渡鳥、背伸びしすぎた結果多くのツッコミをいただく句となってしまいました^_^;
でも「行ってみたくなる」とのコメントとても嬉しいです。

こちらの句は上五に「ローギア」カッコいいし新鮮な印象を受けました。
峠道を登っている様子も伝わります。
峠を登っている最中の句だと思ったのですが登り切った所で見た星空の句だったんですね。
恐る恐る行く峠道と星月夜が少しミスマッチ(見る余裕があるのかしらと)かなと思ったのですがなるほど。

シートベルト解いて峠の星月夜
車を止めたところを描写した方が分かりやすいかなと思ったのですが、シートベルトが無駄に文字数食ったせいでダラダラしてるし「笹谷峠」入らないし…何より「ローギアの峠」良い描写なので残したいし。
74様の旅行シリーズ切り取り方が面白く描写も生き生きとしていて、旅行の句を詠む時参考にさせていただきたいです。
さらなる新作もお待ちしております。

点数: 1

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「ローギアの笹谷峠の星月夜」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも深いコメントありがとうございます!

来たーー、旅シリーズ(*'▽')
来ましたね、待ってました。固有名詞縛りですね。チャレンジャーですね、74さん。

いろんな旅をしてますねー、74さんにしても知世さんにしても。うらやましいな(*'▽')イサクさんのおっしゃる通り、視界が開けた感を出したいですが、

笹谷峠トンネル抜けて星月夜
蔵王山トンネル抜けて星月夜

ちょっと雪国スタイルになってしまいましたな(*'▽')類想がありそうな提案句です!
次が楽しみでーす。ちなみに私はトマトの句も②③と用意しておいて、他の句を投句したくなったという、、なんという、、、Orz

点数: 1

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「ローギアの笹谷峠の星月夜」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

星月夜って美しい季語ですね。
そして具体的な地名との組み合わせで、旅先での忘れられない思い出を描くことができますね。ステキ!
「笹谷峠の星月夜」は語順もそのまま残したいと思い、
道開け笹谷峠の星月夜
で視界が開けたかんじになるかなと思いました。
旅シリーズ、楽しみにしています。

「空掴む…」の添削ありがとうございました。
迷路で考えてくださった添削句、「子らの声」が入っていて好きです。こんなふうに詠みたかった!
ありがとうございます。これからも勉強させてください。

点数: 1

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「ローギアの笹谷峠の星月夜」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。74様、いつもお世話になってます。

御句、真夜中に知らない道、しかも峠道を走るとは、若さゆえの無謀さですね。年寄りにはできない。しかしそれも旅の醍醐味なのかな。
「ローギアの笹谷峠」で、急坂を超低速のギアで登っていく様子はわかりますよ。そして登りきったところで満天の星。私は原句でも違和感ありませんでしたが、卓鐘さんの提案句を拝見したら、そちらのほうがいいと思いました。
また、イサクさんのおっしゃる通り、◯◯峠に着いても、必ずしも素晴らしい眺望が得られるとは限りません。私も山歩きの間にいくつもの峠を越えて歩きますが、木立に囲まれた単なる通過点のようなところは多いです。周りは何も見えない。
しかしそういう記憶の中で、果たして空まで見えなかったかというと、もちろんそんなことはない。眺望が今ひとつだったのは昼間のことであって、夜に星や月を眺めるのであれば、見る方向が違いますよね。

74さんが見た星空は、峠を登りきった達成感と相まって、さぞや輝いていたことでしょう。

点数: 1

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