俳句添削道場(投句と批評)

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夕映え乎萬の事物緋に染め

作者 田平恒二*2  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子供の頃、目の当たりにした、辺り1面を緋色に染め上げた夕映えが、還暦迎えた今に成ってもわすれられずに詠んだ一句です。唄に有る、蛙の鳴く音も鐘の音も宛ら染め上げる様な・・・・・。

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唄も風も心も染めし大夕焼

回答者 イサク

こんにちは。

厳しくしてくださいとありますが、大丈夫でしょうか・・・?

一般的には夕映えは季語ではないので(季語として使うならば【夕焼け】を使う方が無難です)、その点は気になりますが、それよりも、

「夕映え」「夕焼け」という単語で表される光景に、この句のほとんどが含まれてしまう点の方が気になります。
難しい単語を使っておりますが、この句の意味は「夕焼けで全部赤く染まったよ」に他ならないわけで・・・

コメントに「唄に有る、蛙の鳴く音も鐘の音も宛ら染め上げる様な・・・・・」とあります。こちらを工夫して、当時のこども心とともに詠み上げた方が、ご自身の俳句になるのではないでしょうか。と提案いたします。

句の評価:
★★★★★

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「夕映え乎萬の事物緋に染め」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
田平さん、お久しぶりです。

御句、拝読しました。
夕映えの中、真っ赤になった光景ってとても、綺麗ですよね。1日の疲れをいやす、そんな色のように思います。そんな光景が結構漢字で埋め尽くされていたのは何か意図はありますか?「萬の事物」というのはなかなか堅いイメージを持ちました。

あとは、「夕映え」が歳時記によって季語なのか?季語じゃないのか?という問題はあるかもしれません。季語として詠まれている句もありますし、春や冬の夕映えの句もありますし。でも「秋夕映」という季語もあるくらいですから、夕映え単体は夏のものなのでしょうか。というわけで、「夕焼」という季語でもいいのかなと思ったりはします。

大夕焼森羅万象緋色也

漢字に寄せるならこんな感じにしてみましたが。うーむ、もっとやわらかい光景のような気はします(^▽^)/いかがでしょうか。

点数: 1

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夕焼けや万物紅く染まりけり

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

田平恒ニさん、こんにちは。

御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、初見はなんだか漢字ばかりで難しそうだな、人を寄せ付けない雰囲気があるな、わかる人だけわかればいい感があるな、というのが第一印象でした。
誤解なさらないでくださいね、私は喧嘩を売るつもりは毛頭ありません。何も知らない方の作品をパッと見た限りの感覚です。
次に初めて、読み込ませていただきました。「うわ、いいこと言っておられる…!」全面的に共感しました。
以前私も兼題が「夕焼け」の時に、全てのものを紅く染める、富士山も雲も。という句を詠みましたが、表現力不足で皆さんのご評価は今一つでした。

御句、私は、せっかくのこの素敵な情景を、もう少し読み手にすーっとわかりやすく伝えたいと思いました。
そこで提案句です。「夕映え」についてはげばさんがご解説になってます。あとは、漢語を和語に翻訳(笑)するが如くに言い換えました。
「なんだか普通っぽくなってしまったぞ」もしかしたらそう思いになるかもしれませんが、難しい言葉を使って難しくするよりも、より多くの人々の心に深く刺さると思います。

次の御句も楽しみにしています。

点数: 0

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添削対象の句『夕映え乎萬の事物緋に染め』 作者: 田平恒二*2
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