俳句添削道場(投句と批評)

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炎天や乗ってすぐ出すカーディガン

作者 小西晴菜  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「炎天」のお題をいただいた時、「暑ければ暑いほど、冷房対策に苦労する」という「女性あるある」を詠もうとしたのですが、当然ながら、季重なり問題に直面。
   「炎天下バッグの底の冬支度」だの、
   「炎天や避暑防寒の合わせ技」だの、あれこれ考えて投句をためらっているうちに、お題には「涼」の文字、皆さんの句題にも秋の訪れ。このままでは、アドバイスいただく機を逸すると思い、敢えて珍妙な季重なりのまま、投句いたしました。忌憚のないご意見をいただけたら幸いです。

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冷房に乗ってすぐ出すカーディガン

回答者 イサク

こんばんは。

季語「炎天」を「夏の暑さ」という意味だけに使っている点が気になります。
 「炎天下」という言葉があるように、屋根のない空の風景を表す季語です。
 この句のような意味で使うなら「暑い」「真夏」などの季語の方が合うでしょうね。
◆とはいうものの、「暑い」という意味の季語を「寒すぎる」という句で使うのはかなり厳しいです。季語を殺していますので。
 素直に「冷房」などの季語を使った方がよいのではないかと。
◆「カーディガン」などの物は、あまり立たせずにモノとして使えば季語ではない・・・と個人的には思っています。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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炎天や乗ってすぐ出す羽織るもの

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

御句、夏の暑さが大好きで冷房にはまるで弱い私としてはこの句は思いきり共感します。
もはや時期が過ぎてしまいましたが、私は炎天がお題のとき、次の句を投句しようと考えました。
「ビルを出てマジ生き返る炎天下」私は冷房の効いたビルから炎天下に出ると、本当に生き返る気がするのです。しかし人に言うと、「お前そりゃ逆だよ。普通、暑い中を冷房の効いたビルに入ると生き返る心地がするだろうが」と言われました。
そこで、この句を投句しても賛同を得られないどころか、変人と思われるだけと思い、自粛しました。

そんな私ですから(笑)、小西さんのこういう季重なりは許されるのではないかと思うのです。ケンカも矛盾も重複もしていない。それぞれが意味を持って季節や季感を伝えている。
しかし、強く言い切れるまで季語をマスターしていません。ごめんなさい。
そこで提案句は、ふた通り考えました。一つは上掲のように、カーディガンとか具体的な衣類は出さず、「羽織るもの」として季重なりを解消したパターン。「羽織るもの」の代わりに「長袖を」でもいいです。
二つ目は、
「気温差に備え忍ばすカーディガン」
「炎天」のような暑さを表す季語を控えたものです。

このあとで、季語に詳しい方のコメントが入りましたら、もう忘れてください。

点数: 1

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添削対象の句『炎天や乗ってすぐ出すカーディガン』 作者: 小西晴菜
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