冷房に乗ってすぐ出すカーディガン
回答者 イサク
こんばんは。
◆季語「炎天」を「夏の暑さ」という意味だけに使っている点が気になります。
「炎天下」という言葉があるように、屋根のない空の風景を表す季語です。
この句のような意味で使うなら「暑い」「真夏」などの季語の方が合うでしょうね。
◆とはいうものの、「暑い」という意味の季語を「寒すぎる」という句で使うのはかなり厳しいです。季語を殺していますので。
素直に「冷房」などの季語を使った方がよいのではないかと。
◆「カーディガン」などの物は、あまり立たせずにモノとして使えば季語ではない・・・と個人的には思っています。
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
「炎天」のお題をいただいた時、「暑ければ暑いほど、冷房対策に苦労する」という「女性あるある」を詠もうとしたのですが、当然ながら、季重なり問題に直面。
「炎天下バッグの底の冬支度」だの、
「炎天や避暑防寒の合わせ技」だの、あれこれ考えて投句をためらっているうちに、お題には「涼」の文字、皆さんの句題にも秋の訪れ。このままでは、アドバイスいただく機を逸すると思い、敢えて珍妙な季重なりのまま、投句いたしました。忌憚のないご意見をいただけたら幸いです。