上を向いての蘇る御巣鷹忌
回答者 よし造
拙句・・ご指摘ありがとうございます。「と」については意識してやったのですが、やはり違和感があるようですね。9・8の構成は私は違和感がなかったのですが。太陽を先に置いたのは、季語に近いウエイトを掛けたかったからです。添削
句を拙句と比べて見ると、調べがはるかにいいですし、素直な詠みです。句会に両句が出たら、私はなおじいさんの句を選びそうです。笑い。ありがとうございました。
御句・・心に浮かんだことを俳句にしている姿勢、いつも学ぶべきと思っています。
一番気になったのは、教訓的な匂いがしたことです(私はということですが、教訓は俳句には合わないと思っています)。それと細かいですが、「上向いて」は詰めすぎと思いました。掲句はこれらの点を考えて作句しました。
点数: 1
添削のお礼として、よし造さんの俳句の感想を書いてください >>
「御巣鷹忌」はまだ季語として一般的ではないかもしれませんのでご説明しますと、1985年の今日、日航機が群馬県の高天原山の御巣鷹尾根に墜落して乗員乗客520名が犠牲になった事故を慰霊するものです。
実は私、この事故にすれ違いまして、人ごとと思えず、毎年原爆忌・終戦日とともに心の中で慰霊させていただいてます。
下を向いていてはいけないよ、という声が聞こえてくるような気がしました。