俳句添削道場(投句と批評)

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欠ける月縁に腰かけレモン水

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

『半月や縁に腰かけレモン水』を詠みなおしてみました。
不勉強で半月が秋の季語とは知りませんでしたので

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半月をグラスに添えてレモン水

回答者 なお

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、レモン水そのものの句だとは思いませんでした。てっきり縁側で月を見ながらレモン水、だとばかり思っていました。誤読でした!

ただ、最初の句で、「半月」がくし形に切ったレモンの例えであるのなら、季重なりとはならずそのままでもよかったなのでは…?とも思います。

いずれにしても、そうであれば、上掲のように、半月(形に切ったレモン)という意味での提案句を置かせていただきます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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風渡る縁に腰かけレモン水

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

前句は季重なりはありましたが清涼感の漂う気持ちのいい句でしたね。
半月は秋の季語ということで、欠けたる月、とお詠み直しのことと思いますが、「月」そのものが秋の季語であることと、いきなり「欠けた」と始まるのは、せっかくの縁側やレモン水の爽やかさに似合わないのではと心配になりました。
そこで提案句ですが、今回はレモン水の句ですので、この際「月」はあきらめてみてはどうかと。
縁側とかの最大の利点は、月が見えるのもさることながら、「風が通る」ということだと思いましたので「風渡る」と置いてみました。これは季語ではないようです。
いかがでしょうか。

点数: 1

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「欠ける月縁に腰かけレモン水」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★
★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、これは比喩でしたか。レモン水自体の見た目を、月みたいなレモンがグラス縁にあるということだったんですね、てっきりレモン水、縁側で飲んでると誤読してしまいました。
「やうな」「ごとし」を使って比喩にしていくか、「縁」を「グラス縁」とかにしてしまうと、比喩と捉えられるかもしれません。

グラスぶち月の腰かけレモン水

これなら比喩ととらえられるでしょうか。いかがでしょう。

点数: 1

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半月がレモンのようなレモン水

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

これは、比喩だとまずわからないです。最初端居に腰掛けて飲むなら、さらに「緑」が季重なりでそちらが良くない季重なりと指摘しようと思ってました。
「月」も秋の季語ですが月は年中あるもので他に違う季節の季語があればそちら優先で気になりません。半月じゃなく、欠ける月が妙にレモン水と似合うので、欠ける月でいいと思います。

擬人化はそれによって説得力・独自性・映像化が鮮明であるような場合に成立する難しい技ですが、「縁に腰かけ」はなんとも陳腐だと思ってしまいました。
欠けた月がレモン水の縁にあるレモンのようだというのはなんともいい発想だと思いますので、そこをわかるようにした方が良いと思いました。

ただ、欠ける月は半月というより、満月より少し欠けたという印象になるので、レモンに見立てるにはイメージが違いますね。字面はいい感じなんですが。

点数: 1

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