「風鈴や年中無休軒の主」の批評
回答者 腹井壮
百合子姐さん、こんばんわ。いつも御世話になります。以前から申し上げていますが俳句は一瞬を切り取る文芸です。なのに風鈴が一年中ぶら下がっている事を詠もうとする事が無理なのです。私が出席している句会のほとんどの人は俳句は季語を入れて言葉を五七五にならべときゃいいという程度の認識です。だからいつまでたっても三段切れの癖が抜けません。
春愁に似たり漢の一人酒
埋め火を掻き立てるごと生きてをり
優しさに触れて大和路春の旅
最後は自分に酔ったこういう句を詠み始めます。百合子姐さんも俳句に対する認識を改めないといずれこうなります。上の三句はいったい何が問題なのか考えてみて下さい。
点数: 1
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お隣さんは一年中吊るしています。