「布団からスカイプ通話声弾む」の批評
回答者 秋沙美 洋
黒髪さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
句意を読んでビックリしました。他人がスカイプをしている声が布団から聴こえてくる、という句だと思っていたのですが、詠み手自身がスカイプをしている句だったんですね。
「から」が諸悪の根源ですね。この語句のせいで、他者の視点から布団を見ているようになっています。この「から」だけを変えるとしたら
「布団でのスカイプ通話声弾む」
こうすると誤読は防げるかと。
もっと言うなら、スカイプの声とある時点で「通話」は不要です。
代わりに相手の存在を入れて、ちょっと恋の句っぽく。
「スカイプの布団に弾む君の声」
とかどうでしょ。
恋人じゃないなら「友の声」としても良さそうですね。
点数: 0
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寒いので布団に潜ってスカイプでお話しすると、楽しくて声が弾んでしまいます