竹夫人強く抱きたる午前二時
回答者 げばげば
こんにちは。
はじめまして、床の人さん。げばげばと申します。
御句、拝見しました!
暑い夜とは裏腹に、独りで寝る夜とは寂しいものですよね、これを俳句にしたいという気持ちはとても詩的だと思います。
先の方々がおっしゃる通り、
「肌寒い」は季語とありますが、心をたとえるものなので、ここでは季語としては機能していないように思います。でも、肌と心が違和感ですね。「寒き心」でもいいかもしれません。
「逆に」も省ける言葉ですね。
このあたりを解消してみなさんの提案句、とてもすばらしく仕上がっています。
ただ、光景が少ないというのが少し惜しいです。
これは例えばです。添削というより
暑い夜を独りで寝ている様子だけを描写して、心寂しいのだなと思わせられないかなと思ったのです。たとえばですが。
「竹夫人」は夏の季語で竹でできた籠の抱き枕です。これを午前二時に強く抱いた光景です。寂しいを書かずに寂しいと伝わるでしょうか?無理かなー。届きにくいかなあ。
このように、無駄な言葉を省いて、心情もなるべく光景で描いてみるというのもいいのかもしれません(*'▽')
点数: 1
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真夏だと言うのに人肌の寂しさが溢れ出して夜に一人で寂しい時間をしみじみ感じている