俳句添削道場(投句と批評)

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ズック靴かかとつぶれて薄暑かな

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

子供の頃ズックといえば運動靴のことでした。踵をつぶして履いていると母にしかられましたっけ・・・ みなさまご意見よろしくお願いします。

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「ズック靴かかとつぶれて薄暑かな」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。私もズックと言いました。というか、私の親がズック、ズックと言っていました。私は「運動靴」と言っていたかな。
時代がくだって、「スニーカー」などと言い出したのはいつだったか。チューリップの「虹とスニーカーの頃」が1979年だから、その頃には一般的になっていたのですね。
おっと、また不用意に皆さんの生まれていない昔の話を…。失礼しました(こんな名曲があったのですよ)。

さて、話を俳句に戻しますね。
御句、二つ気になる点が。一つは「ズック靴」。厳密に言えばこれは、「スニーカー靴」と言っているようなもの。ズックだけでもいいのでは?
次に、「かかとつぶれて薄暑かな」のつながりです。上手く言えないのですが、かかとがつぶれると薄暑になるような流れがちょっと気になりました。

私の提案句ですが、次のようにしてみました。

・つぶれたるズックのかかと薄暑かな

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「ズック靴かかとつぶれて薄暑かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「つぶれて」が連用形なので、軽い切れが入ってしまうので、「薄暑かな」が宙に浮いています。(前にも似たことを言いましたっけ?)
「かな」を使う時は、句の全体を詠嘆するようなイメージで使うと失敗が少ない、とよく言われているようです。

・ズック靴のかかとつぶるる薄暑かな

点数: 1

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「ズック靴かかとつぶれて薄暑かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

再訪です。

ご意見ありがとうございます。「宙に浮く」はちょっと言いすぎの表現ですね。
例句では枯葉はオムレツとのとりあわせ、牡丹の句の中七は切れてません(意味は切れてますが)。
御句は上五も助詞の省略で軽い切れになっており、「薄暑」は時候季語でもあるので、中七は切らないほうがしっくりくるのですが、単なる好みなのかな?
例句の形にあわせた「かかとつぶれし」なら、また違うコメントになったと思います。

私のコメントミスの指摘は歓迎ですし、意見や認識の違いが勉強になります。また御意見ください。

点数: 1

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「ズック靴かかとつぶれて薄暑かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。私も連体形でつないで上五から下五までをまとめて「かな」でつなぎたくなってしまうたちですが、中七で軽く切れる形も結構あるのですねー。だから、「かな」が効いているのかを明確にとらえるのが難しいなあと思っちゃうのです。さすがデリケートな「かな」。「かな」については、卓鐘さんが研究されてたので、ぜひ聞いてみたいところですー。

点数: 1

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