俳句添削道場(投句と批評)

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炎天に描く虹橋扇ぐシャツ

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

炎天にかかった虹と蒸し暑さでシャツの釦の部分を持って扇ぎ涼をとる様で夏のにわか雨を詠んだ句です。

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雨あがり胸ボタン開けあおぐ虹

回答者 なお

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、いい感じなのですが、げばさんもおっしゃるように季語および季節感のある言葉が重なってしまっています。もう一つの大きな問題は動詞で、句の前半では「描く虹橋」これは主語がわかりませんが、どう考えても作者ではない。一方、後半の「扇ぐ」この主語は作者ですね。このように主語が異なる二つの動詞があることが、季語の点と合わせてこの句を複雑にしていると思います。

そこで提案句ですが、虹は外せないだろうと考え、晴れていた/雨上がりに晴れた(=炎天)ということで炎天は外させていただき、「シャツ」も「胸のボタン」としたからわかってくれるだろうと。また、「扇ぐ」は音数がなくなったので、虹を仰ぎ見る「仰ぐ」と掛けさせていただきました。

よろしくお願いします。

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「炎天に描く虹橋扇ぐシャツ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

御句拝見しました。
シャツのボタンを開けてパタパタしているという光景で暑さを表すというのは面白い視点じゃないかなあと思って読みました!
炎天・虹の橋と季語が二つあり、シャツも季感が強いので、なんだかいろいろぶつかっている感じがして、整理した方がよいかなとは思いました。
虹を捨てて炎天とシャツでいくか、雨上がりが良いなら、梅雨明の季語でいくか。いっそ、シャツを「夏シャツ」「白シャツ」などにして、シャツの光景に寄せていくか、その方が面白いかもしれません。

夏シャツの襟をパタパタ扇ぐ午後
夏シャツの襟をパタパタパタパタと

などの方が、より具体的な光景が見えてきませんか?後者は少しやりすぎましたが炎天ってかかなくても暑そうだし涼しそうな気がしませんか。そっと置かせてください。

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添削対象の句『炎天に描く虹橋扇ぐシャツ』 作者: 卯筒
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