雲の峰天狗のコル越へ槍めざす
回答者 なお
こんにちは。久田しげき様、いつも勉強させていただいております。
御句、これは実際に登った人でないとわからない景だと思いました。私も山歩きはしますが、槍・穂高はレベルが高すぎて上高地どまりでした。西穂独標までは行けそうですが、その先は辛そうですね…。
御句ですが、そのように山をやっている者には景が浮かび、自身の山の記憶、経験と重ねて味わい深いものがあるかと思いますが、一般的には、何がおっしゃりたいのかわからないですね。登山家にはわかる山の固有名詞を二つ並べたもので、久田さんの他の句のような、漂う情緒が感じられません。
久田さんのことですから、ただ単にそういう山が見えた、なんてことではなく、これからあれを登るんだ、とか、いつかは登ってやる、とか、若い頃は登ったなぁとか、あるいは単にきれいとか荘厳とか峻険とか、そういうことを少しでも含ませることがお出来になるのではと思いました。
提案句はうまく出来ません、駄句ですが、申し上げたいのはこんな感じです。私が間違っているかもしれませんし、久田さんの句風に合わないということであればご放念ください。生意気失礼しました。
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西穂から眺む。