俳句添削道場(投句と批評)

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夏雲のあいだを抜けて蒼き空

作者 負乗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

季語は「雲の峰」でも良かったのですが…
入道雲の間を、飛行機が蒼空に向けて抜けていく、ようなシーンのつもりです。
シンプルすぎますかね…
昨日、梅雨明けの?空を見て、やはり夏雲が壮大な山岳のように思えました。

最新の添削

飛行機の雲つらぬきて夏の空

回答者 卓鐘

いつもコメントありがとうございます。励みになります。「静けさや外は40度の日傘」とてもよくわかります。

御句、ベタ感は正直否めませんね。他3点気になりました。
・雲の間ならもう青い空見えちゃってません?この句の爽快感がちょっと冷めます
・「蒼」というのは本来緑がかった生気のない青をいうので字が違うと思います
(蒼天というと爽快な青い空の意味で使ったりするのでややこしいですが)
・抜けて青き空の着地だと、飛行機に乗っている感じですがコメントを見ると作者は地上にいそうな。

それと重要なのがもう一点、御句では夏の雲ではなく空が主役になっていると思うので、季語は空にした方がいいかもしれません。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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夏雲を抜けて青き空へ一機

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★
★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句拝見しました。ただごとのようにも思いますが、感動した光景を詠みたいという気持ちは大事ですよね。雨が続くからこそ青空はいいですよね。

中七のあいだ、という措辞が気になります。また夏雲を抜けたのが飛行機だというイメージが句を読んだだけではわかず提案句。いかがでしょう?

点数: 1

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梅雨の明け青天へコントレイルかな

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★
★★

途中で送信してしまいました。

もう一つ、青空に向けて飛行機雲、という
表現も同じ光景に少し詩情はふくらむかなと思い提案してみます。いかがでしょうか?

点数: 1

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「夏雲のあいだを抜けて蒼き空」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
読んですぐに飛行機に乗って雲と雲の間を通ったあと青空が開けた瞬間かな、と思いました。
飛行機が雲の峰を抜けていく…詠手の視点的には消えていく映像だったんですね。夏雲の谷(峡谷)なんて表現しても良さそうな雄大な雰囲気ですね。飛行機がその間を通って行った、とするだけでもその後の光景は想像出来そうですし、夏雲を更に強調する描写もあるのかなと思います。
飛行機の消ゆる狭間「下五」
こんな感じだと最後に夏雲関連の季語で最も良さそうなのを選ぶだけになるかもしれませんね。

点数: 1

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夏雲をくぐり天空へと一機

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

ただ素直に受け取ると「雲と雲のあいだに見える夏の青空」という当たり前の存在。
そしておそらく昔から繰り返し詠まれて来たような光景ですね。

「抜けて」に少しだけ「当たり前を避けたい」という意図が見えます。
雲の無いところに見える青空は当たり前なので、「あいだに」も省いて、もう少し負乗様の工夫をみたいところです。
「雲を抜ければ青空」も我々世代には当たり前なので、うまくやれば「蒼空」と書かずに句の受け手に想像させられる句になるかもしれません。
「一機」の語をげばげば様にお借りします。

コメントを読む限り、季語は「雲の峰」にしなくて正解かと思います。雲が強くなり、青空が少し見えなくなりそうです。

点数: 1

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夏雲の無くて誰言う蒼空と

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。負乗様、いつも勉強させていただいております。
御句、まさに私が今日体験した心境です!私は、今日の空を見て、「こういうのを雲の峰というのかな?」と思いました。白い入道雲の上に真っ青な空。気持ちいい風。幸せを感じました。

そこで提案句ですが。みなさんがちゃんと飛行機とか入れてしっかりご添削なさっているのに、ごめんなさい、私は、「この雲がなくてどこが青空だよ!」と怒っているわけのわからない人の句になってしまいました。蒼空に「蒼空」とカギカッコをつけるとわかりやすくなります。

でも、雲あってこその青い空、という句意は共通していますよね?(笑)

点数: 1

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「夏雲のあいだを抜けて蒼き空」の批評

回答者 黒猫

句の評価:
★★★★★

負乗様
こんばんは。添削ありがとうございます。
「芝生で仮眠」説明っぽい感じでしたね。
ご提案句を参考にさせていただきます。
今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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雲の峰抜けて飛行機光りけり

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

一瞬抜けたのは何かと思いましたが、中七の措辞で飛行機と分かりますね。このままでもいいと思いますが、雲を抜ければ青空に決まっているのでそこを直し、分かりやすくしたのが掲句です。

点数: 0

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