部屋干しの匂いも消えて夏来たる
回答者 なお
こんにちは。
げばげば様、いつも勉強させていただいております。
拙句「素麺のつゆ」ご評価ご添削有難うございました。
御句、お気持ちはよくわかります。梅雨の時期は外に干せなくて、早くスカッとしたい、カラッと晴れ上がった空が見たい〜と思いますよね。
御句を拝読して、まずひっかかりましたのは、「消えぬ」の解釈。夏は来ぬのほうは、私の好きな歌から意味はわかっていました。でも小さい頃は、夏は来ないことと思っていました(笑)。
消えぬでは、消えないという意味だから、部屋干しの匂いが消えないまま夏が来てしまうの?変な句。でもいくらなんでもそれは違うだろうとも思いました。そして皆さんのコメントを拝見したら、卓鐘さんから詳しい解説。よくわかりました。消えぬで消えずと消えたの二つの意味があるのですね。それならここは「消えた」でしょう。
提案句は、他の読み手の方々を悩ませないように、口語にしました。「にほひ」はともかく、「夏は来ぬ」はきれいなので残したかったのですが、バランスが悪いので…。
早く梅雨が明けて、部屋干しの匂いとともにげばさんのお悩みもスカッと消えてくれるといいですね!
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うっとうしいものすべてを消し去った夏が待ち遠しい!スカっと夏。