素麺のつゆ年ごとにうすくなり
作者 なお 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「素麺のつゆ年ごとにうすくなり」の批評
年ごとに薄きつゆなり素麺食ふ
「素麺のつゆ年ごとにうすくなり」の批評
回答者 登盛満
なおじい様こんばんは。
半夏雨の句への添削いただきありがとうございました。挙句はひとりよがりの謎の句となってしまい、反省しております。
半夏生の群生を見た感動を詠みたかったのですが、措辞が浮かばなずあれこれ練り練りしているうち、何日か後から強い雨が降り続き、あの塗りたてのペンキのようだった半夏生はどうなっているかしら?と。
自分の頭の中だけで繋がっていたのですが、、、。
韻とかは全く考えてもいませんでした。
御句拝読させていただき、またまた!あるあるに共感いたしました。
さらりと詠み切られていると思います。
やや説明的にも感じましたが、
かぬまっこ様のご提案句のようになりますと、その気配が消えるかと思いました。
点数: 1
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素麺のつゆ年ごとに薄めけり
回答者 よし造
滝の拙句の件ですが、ご指摘の通り、あれは比喩というより、俳句では「見立て」という言葉を使うと思います。
御句・・私は違和感はなかったです。素麺はつけ汁なので、濃い薄いが分かりやすいですし、つけ汁やその器に季感があると思います。川柳的な感じがするのは、連用止めにしたからではないでしょうか。句意が少し変わりますが、切れ字を使って見ました。
点数: 1
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素麺のつゆ年ごとにうすくなりの批評
回答者 三日酔いの防人
なおじい様、今晩は。
季語の鮮度は落ちますね。ラーメンでも、うどんでも、蕎麦でも良いわけで。
素麺の描写を少し入れても良いと思います。
また、つゆが薄い情景を説明せずに伝えられると良いですね。
素麺は柔しおつゆは仄めかし
とご提案致します。
いずれにしても、なんの麺でも成立してしまいますが…
点数: 0
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麺つゆの日毎に薄し秋深し
回答者 げばげば
こんにちは!
なおじいさんの悲哀とユーモア、好きです!
ただ、素麺の季語の薄れは否めないので、思い切って素麺を捨てて、季語に悲哀とユーモアを託すのはいかがでしょう?意に沿ってますでしょうか?
点数: 0
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麺つゆの日毎に薄し秋近し
素麺のつゆ年ごとにうすくなり
冷麦のつゆ年ごとにうすくなり
回答者 春秋子
人生を感じるいい句ですね。味覚も聴覚も視覚も衰えては来ますが、
言葉を紡ぐことは研ぎ澄まされていきます。
素麺は現代の季感としては夏かなとも思いますが、実際年中食べます。
冷麦であれば何となく、年寄りの冷や水なる言葉も裏に漂いませんか。
点数: 0
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これはまた川柳ですかね…。
季語を大切にして自然を描写しようとしていますが、すぐこういうのが浮かんでしまうのです。ご評価よろしくお願いします。