「紫陽花や肌寒い朝に泣き光る」の批評
回答者 なお
こんにちは。
にーな様、御句拝読しました。
諸先輩方がすでにご評価なさっていていまさら感がありますが、「厳しくしてください」とのこと、それなら評価は少しでも多い方がよろしいかと私からも何点か提案させてください。他の方との重複ご容赦。
まず、全体のリズムが悪いです。無用に長い中八だからです。場合によりますが、中八は出来るだけ避けた方がいいと教わりました。
次に全体の意味がわかりません。紫陽花の季節は夏。それなのに肌寒い?もちろん梅雨寒という季語はありますが、初夏と思ったら突然肌寒いという。暑いのか寒いのかわからない。
また、泣き光るとは、誰(何)が?どういうこと?泣いたり光ったり一緒に?
とはいえ、もちろん私は、6月の少しヒヤッとする朝に庭に出てみたら、紫陽花に雨粒が残っていて、それが朝日にキラキラ光っていてきれいだった、という情景は想像しました。しかし肌寒いとか泣くとかいう感情表現は、作句において自然描写と組み合わせる場合はよほど注意しないと月並みなものにしかなりません。
私もまだまだ勉強中ですので一緒に頑張りましょう!
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朝に紫陽花が咲いていました。