夏空に半分溶けし昼の月
作者 小夏 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
昼月を半分溶かす夏天かな
回答者 秋沙美 洋
小夏さん、こんにちは。
景が浮かぶ一句ですね。月が溶けるという視点も面白いです。
月は通常秋の季語のようですが、昼の月となれば年中通して句に用いても宜しいようです。
一点、句の中心をどこに持っていくかは考える必要ありかと。
現状ですと句の中で昼の月に比重が傾いており、季語である夏の空が昼月の為の舞台装置のような存在になっています。
例えば、原句から語順と助詞だけ変えて
「昼月を半分溶かし夏の空」
とするだけでも、句の中心が夏空の光景に寄っていくのが分かるでしょうか?
点数: 0
添削のお礼として、秋沙美 洋さんの俳句の感想を書いてください >>
昼月を溶かし夏空晴れ渡り
回答者 イサク
こんにちは。
一応念のため。「昼の月」は秋の季語「月」の傍題として主な歳時記に掲載されております。季語として使わないためには、いかに他の主役を立てるか・・・
本当は「半分」を削りたくないのですが、そちらは秋沙美様が提案句を出しておられるので・・・
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
昨日見た光景です。雲ひとつない快晴の空に薄白い月が浮かんでいました。ジリジリと暑い日差しの中で、月の下半分がまるで溶けてしまったかように思えたので詠んでみました。よろしくお願いします。