「朝日照り雨したたりて滲む虹」の批評
回答者 平果
添削した俳句: 朝日照り雨したたりて滲む虹
「滲む虹」には音の面白さがありますね!
雨が滴って滲んでいるということは、硝子戸越しに眺めている状況でしょうか? どうも私は想像力不足で、どんな状況を詠んだものか、なかなか浮かんできません。「滲む虹」をどの様にして捉えたのか、景が立ち上がるようにすると、きっとより良くなると思いますよ。
点数: 0
回答者 平果
添削した俳句: 朝日照り雨したたりて滲む虹
「滲む虹」には音の面白さがありますね!
雨が滴って滲んでいるということは、硝子戸越しに眺めている状況でしょうか? どうも私は想像力不足で、どんな状況を詠んだものか、なかなか浮かんできません。「滲む虹」をどの様にして捉えたのか、景が立ち上がるようにすると、きっとより良くなると思いますよ。
点数: 0
回答者 平果
添削した俳句: 新走提げて来るは碁の敵
佳句ですね!
「敵」と言い条、句全体からは仲の良さが滲んできますね。
勝利の美酒にしたいと思って、新走を提げて来るのでしょうか。
碁に勝っても負けても、結局は美味しい酒になるのでしょうね。
酒宴の中から二人の楽しげな笑い声が聴こえてくるようです。
字足らずの指摘がなされていますが、「来(きた)る」と読ませているのではありませんか?
「来(く)る」も「来(きた)る」のほうが、わざわざやって来たという感じがして、この句にあっていると思いました。
次の句も楽しみにしております!
点数: 1
回答者 平果
添削した俳句: やれ嬉し椋鳥しきり鳴く窓や
温かな気持ちになれる句ですね!
情景を用いずに、「やれ嬉し」と直截な表現を用いた点に、その温かみの元があるように感じます。
また、「椋鳥」の鳴き声に「嬉し」と感じることができる詠み手の心の在り方にも、同様に温かみを感じさせてくれるものがありますね。
下五を、「鳴ける窓」のように体言止めにせず、「や」を用いたところにも、嬉しさが表れていて、素敵です。
次の句も楽しみにしております!
点数: 1
回答者 平果
添削した俳句: 一筋のライト頼りに霧の中
どこまでも白い濃霧が目に浮かぶ句ですね!
幼い頃、父の運転で箱根の山中を通った際、真っ白い霧に阻まれて、徐行したことが思い出されました。
私には普段見れない幻想的な景と感じられましたが、父は難渋したでしょうね。
その時は、まさに「ライト頼りに」であったと思います。
自分で運転をするようになって、貴句のような濃霧を経験したことはありませんが、想像するに、とても恐ろしく、果たしてライトがどれだけ役に立つのかと不安です。
なので、上記の句を認めてみました。
添削ではありませんが、御笑納下されば幸いです。
点数: 1
回答者 平果
添削した俳句: 晩秋の馳走団らん子や孫ら
多くの親類に囲まれて過ごす時間の温かみが率直に伝わってくる句ですね!
秋も深まり、次第に寒くなる頃だからこそ、囲む食卓の温かさが際立ってきますね。
「子や孫ら」として、お子さんにもお孫さんにも等しく思いを馳せている点も好きです。子には厳しいが孫には甘いという方もいますが、そうではなく子も孫も同様に大切にしているということが伝わってきますね。
点数: 1