俳句添削道場(投句と批評)

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世を憎み人を恨んで梅雨曇

作者 白南風  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

どうしてこんな世の中になったんだろう。
どうして人から大切にされないんだろう。
マイナスな感情を目に見える形にしたら、梅雨の雲のようなんだろうと思いました。

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世を憎み人を恨んでわれ帰省

回答者 なおじい

こんにちは。
白南風様、いつも勉強させていただいております。

御句、何があったのですか?なんとも、救いようのない状況ですね…。
こんな精神状態では、梅雨曇どころではないと思い、
 世を憎み人を恨んで爆弾を
 世を憎み人を恨んで五寸釘
というのを考えましたが、無季でありモラル上よろしくないと自重しました。
次には
 世を憎み人を恨んで髪洗う
季語をきちんと入れてみました。こういう時は髪を洗うとサッパリするだろうと。しかし、こんなことでは治らないような気も…。

そこで、これは地方から都会に出てきた方が、この時期になるとどうしてもなりがちなご気分を詠んでおられるのかと思いましたので、そういう時には故郷に帰ってみたらいいよ。きっと疲れているんだよ。ということで帰省することにしました。

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添削対象の句『世を憎み人を恨んで梅雨曇』 作者: 白南風
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