俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削投稿の古い順の5ページ目

「恥おほき日々をかさねて迎へたる古稀の夜なれば新酒いただく」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 恥おほき日々をかさねて迎へたる古稀の夜なれば新酒いただく

おはようございます! おくらと申します。

「秋時雨」の句にご添削いただき、ありがとうございました! 的確に句意を汲んでいただけて、嬉しいです。添削後の中七の方が小気味いいし、より詠み手の心情が浮き彫りになりますね。とても勉強になりました。

それはそれとして、大変申し訳ないのですが、私の言の葉を言の刃に変えて俳人の芽を刈り取ろうとするのはやめてください💦上手下手はあれど、皆様、一生懸命に作句されています。悠様のご意見は大変参考になる一方で、辛口かつ言葉少なで、量が少なすぎるゆえに味が伝わりづらくなってしまった「大根葉の一夜漬」のようです。とても悲しいです。

私もまだまだ勉強不足の身です。今後とも、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

点数: 3

エアコンの切り替え激し秋の朝

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 冷暖房切り替え激し今朝の冷え

こんにちは! おくらと申します。

今の時期は寒暖差が激しくて着るものやかける布団にも迷いますよね💦

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

まずこの句の季語なのですが、「冷房」は夏、「暖房」は冬の季語です。「冷暖房」が季語として、どういう扱いになるのかは勉強不足で確実ではないのですが、ややもすると季重なりの句に見えてしまいます。なので、季語ではない「エアコン」に置き換えてみてはいかがでしょうか?

田中様は「秋」の「朝」の「冷え」を表現なさりたいと受けとりましたので、「秋」の季語が持つ〈冷たさ〉や〈涼しさ〉に思いを託して、「秋の朝」としてみました。

エアコンの切り替え激し春の朝

と比べて見ますと、その違いがよくわかるかと思います。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

「杉の山ぽつんぽつんと秋の色」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 杉の山ぽつんぽつんと秋の色

こんにちは! おくらと申します。

拙句「赤提灯」に、ご批評くださりありがとうございます! 

すぐ止むとわかっているし、雨宿りなんてどこでもできるけど…? まぁ、雨をしのぐためなら仕方ないよね…? あぁー仕方ない、仕方ない!(うきうき)という句意を汲んでいただけたようで、とても嬉しいです。悠様の添削句では、よりそれが強調されていますね。

雨宿る場所の選択肢は数あれど、あえての赤提灯という気持ちを座五の字余りに託して詠んでみました。

恐縮ながら、御句「杉」の句に感想を述べさせていただきます。

具体的な色の描写は全くされていないのに、緑の山に転々と紅葉の鮮やかな色が垣間見える、素敵な句だと思いました!

中七の「ぽつんぽつんと」がとても好いですね。季語の「秋」の〈淋しげ〉な雰囲気とあいまって、余情が感じられます。情景描写に終始していながら、御句からは、その淋しげな「秋の山」を物憂げに見つめている詠み手の心情を察しようとさせる力が感じられます。 

余談ですが、当方、花粉症持ちなので「春の山」でなくて本当によかったです💦別の涙を誘われることになっていたと思います。

「拙い手」をどうするかというご質問も面白い議題なので、目下頑張って思案中です。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

誰が為に編んではほどく秋灯火

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 拙い手編んではほどく秋灯下

こんにちは! おくらと申します。

恐縮ながら、御句「手編」の句に感想を述べさせていただきます。

「秋灯」の柔らかな光の下、「編む」ときたら、大体の読み手は毛糸の手編み、もしくは、籠編みを想像するであろうかと思います。
御句は「編んで」は「ほどく」とあるので、
さらに毛糸の手編みをイメージし易い選語になっていると思います。籠編みだと「くずす」になるのかな、と考えるからです。

だとすれば、「秋灯下」に「編む」と詠まれた時点で〈手編みであること〉は察することができ、かつ、「編んではほどく」という描写自体から〈拙さ〉や〈不器用さ〉が伝わってくるのでは、と感じました。

そこで、手をわざわざ描写し直すよりも、編み手(読み手)の心情をよりクローズアップしてみては、と発想を広げてみたのが、提案句です。

最初は「君が為」を思い付いたのですが、ややありがちな恋愛句になってしまいそうなこと、また、ただひたすら編み物に没頭しているだけかも知れない詠み手の気持ちを尊重する為に「誰が為に」としてみました。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

「恥おほき日々をかさねて迎へたる古稀の夜なれば新酒いただく」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 恥おほき日々をかさねて迎へたる古稀の夜なれば新酒いただく

こんにちは! おくらと申します。

まず、最初に…。
折角のお祝いの席に、気分を害してしまい、大変申し訳ございませんでした💦

田中様の「今朝の冷え」の句に対する私のコメントにご修正を加えて下さり、誠にありがとうございます! 

早速勉強不足が出てしまいましたね💦田中様の為にも、私自身の為にもこうして間違いをただしていだけるのは、本当にありがたいことです。「今朝の冷え」という季語の存在を初めて知りました💦

大変、勉強になりました。
今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします!

点数: 1

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