俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削得点の低い順の2ページ目

秋灯下土の声聴き轆轤の座

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 秋灯下ひとり無言の轆轤の座

こんばんは!おくらと申します。

拙句「名月」にご批評いただき、ありがとうございました! やはり余情が不足していましたよね。反省しています。

恐縮ながら御句に感想を述べさせていただきます。

陶芸一回挑戦してみたいんですよねぇ…。

私の感覚だと「秋灯」から抱くイメージは〈しんみり〉とはしていながらも〈温かな〉光です。あえて意図的になさったのかも知れないのですが「ひとり無言の」とくると、〈さびしげな〉〈孤独感〉といった〈冷たい〉印象を受け、「秋灯」のイメージと反発し合ってしまう感じを受けました。

ですので、〈温かな〉印象を残すため、仲良く語らう相手として「土」を持ってきたのですが、いかがでしょうか?

ただ中七が「土の声聴き」だと座五の「轆轤の座」が見え透いてしまい、安直に感じられてしまうかもしれない点が一つ問題、かつ、「無言」の句意は汲めていれど「ひとり」であるかどうかまで表現なしえているかは自分では判断しかねます。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

エアコンの切り替え激し秋の朝

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 冷暖房切り替え激し今朝の冷え

こんにちは! おくらと申します。

今の時期は寒暖差が激しくて着るものやかける布団にも迷いますよね💦

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

まずこの句の季語なのですが、「冷房」は夏、「暖房」は冬の季語です。「冷暖房」が季語として、どういう扱いになるのかは勉強不足で確実ではないのですが、ややもすると季重なりの句に見えてしまいます。なので、季語ではない「エアコン」に置き換えてみてはいかがでしょうか?

田中様は「秋」の「朝」の「冷え」を表現なさりたいと受けとりましたので、「秋」の季語が持つ〈冷たさ〉や〈涼しさ〉に思いを託して、「秋の朝」としてみました。

エアコンの切り替え激し春の朝

と比べて見ますと、その違いがよくわかるかと思います。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

一山の在るとほのめき薄紅葉

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 一山のありしを知るや薄紅葉

ほほほ、ほ、本当だーー((( ;゚Д゚)))

まさしく悠様のご指摘の通りです💦
脳内で現代語訳して、すんなり受けとめてしまっておりましたが、「し」は過去の助動詞なので、詠み手の現在には山が存在しないことになってしまいますね💦

私の添削句は擬人化に難があると思います。

悠様、ありがとうございます!
本当に勉強不足を痛感しました💦

指摘事項: 季重なり

点数: 0

ハチの待つ改札口に秋時雨

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: ハチの待つ改札口や秋しぐれ

こんにちは!

映画作品、というか、創作作品は、登場人物(御句では、犬ですけど💦)の心情が、現実世界よりも分かりやすく強調されているので、お題として作句の練習に使用するのは、いい試みだと思います。

御句の一番の問題は切れ字「や」の是非ですね💦御句を通しで読ませていただいた時に、「改札口や」とあるので、多くの読み手がもっとも注目してしまうのは「ハチ」でもなく「秋時雨」でもなく「改札口」です。

この句で焦点化されるべきは、飼い主を一途に信じて待ち続ける「ハチ」に訪れる「秋時雨」=〈降ったり止んだり通り雨のように訪れる淋しさや疑心〉だと、私は受け止めたので、「改札口」はあくまでも背景として、「改札口に」とおさめるのがよいかと思います。

「秋時雨」と「時雨」についての違いですが、不勉強ながらも私の考えを述べさせていただきます。文字通り「秋時雨」は〈秋〉の季語、「時雨」は〈冬〉の季語です。秋と冬どっちが寒いですか? 後者ですよね! その〈寒さ〉〈冷たさ〉のイメージはそのまま季語にも反映されます。「秋時雨」が〈もの淋しげ〉なら「時雨」は〈凍えそうな淋しさ〉だと私は解釈しています。

あっておりますでしょうか💦
皆様のご意見もうかがいたいです。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

「ハチの待つ改札口や秋しぐれ」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: ハチの待つ改札口や秋しぐれ

こんばんは!

なるほどですね💦
句意をうかがって、納得いたしました。
それならば「や」の使用は適切だと思います。

「秋しぐれ」が持つ〈降ったり止んだり〉のイメージに引っ張られて、大泉様の句意を上手く汲みきれなかったのは、私の読力不足が原因です💦慎んでお詫び申し上げます。

言葉の内包するイメージはともかく「時雨」を使ったら〈冬〉、「秋時雨」を使ったら〈秋〉の舞台設定を読み手が想定してくれるだけでも、大きな差異ではないでしょうか。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

丼上秋葵さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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