俳句添削道場(投句と批評)

雨々さんの添削最新の投稿順の2ページ目

秋のあさ隣家の菜切る音寂し

回答者 雨々

添削した俳句: 今朝の秋気づけば菜切る音寂し

酔いどれ防人さん こんにちは^ ^

御近所さんの様子であることが伝わるかということですので まずは素直に 隣家の、としてみました。(お向かいさんのようですが そこはご容赦)
酔いどれ防人さんは、「気づけば」をご近所さんを指す言葉としてお使いになったと思いますが 逆にそれがややこしくしているかなー
今朝の秋、とあるので 秋らしい何かに気づいたともとれますし 何かに気づいてしまったので菜を切る音が寂しく感じる、ともとれます。
なので「気づけば」を外し、「隣家の」と入れました。

上五の今朝の秋を秋のあさにしたのは この句は「ああ、秋のであるなぁ」と何かを発見して感動したという句ではないからです。

秋のあさに隣家から寂しげな包丁の音が 聞こえて来るよ、と ストレートすぎるかなとも思いましたが 提案させていただきました^ ^

点数: 7

銀杏を落としに来たり又三郎

回答者 雨々

添削した俳句: 銀杏を落とすは風の又三郎

新米さん こんにちは^^

メルフェン (^O^)< ステキ )
俳句というと なんだか枯れた句というか侘しさ、寂しさを強調した句が良い句みたいになっているのが
苦手な自分なので メルヘンやミステリーな句は読んでいてわくわくします。

まず イチョウかギンナンか。
ここは風の又三郎が出てくる=宮沢賢治=農業=実り・豊か=イチョウの葉よりギンナン(実)
と詠み手なら受け取りたいところです。

で、『銀杏を落とすは風の又三郎』大好きなのですが、少し勢いを付けてみました。
落としに来たりとすることで 何となく 【どどぅ!】と来た 瞬間の臨場感が出るかと思いまして。
「たり」で一旦切ることにより、詠み手は「ん?何が来た?」と思う 瞬時考えさせる時間も作れます。

そして又三郎さんですが 「風の」を入れられればベストで親切でしょうが 入りませんし、
このシチュエ-ションで又三郎といえば風の又三郎であると 大抵の人は解ると思います。
年末に 三郎 と言ったら北島三郎…的な

いずれにしろ 絵本の様に楽しい句でとても好きです。
ありがとうございました。

点数: 7

この浜をゆく色なき風と僕と

回答者 雨々

添削した俳句: 色なき風一人残りし広き浜

新米さま こんにちは^ ^

新米さまのコメントを読んで あまりの美しい景に自分も一句詠ませていただきました。
なので 今回は添削(モドキ(;´д`)ではないととって下さい。

美しい季語、「色なき風」。
新米さまのコメントにもあった透明感や風の大らかなスケール感を大事にしたかったので 出来るだけ視線をシンプルに纏めたつもりです。

個人的にですが 大きなパワーのある自然の事象については あまり色々詠みこまない方が そのスケールを表現出来る気がします。

俳句は詩。17音で説明や報告をするのではなく、物語を込められたらと努めていますが なかなか難しいですよねぇ( ^ω^ )

点数: 9

雨々さんの俳句添削依頼

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回答数 : 7

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