俳句添削道場(投句と批評)

独楽爺さんの添削得点の高い順の2ページ目

「段畑の下より燃ゆる畦火かな」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 段畑の下より燃ゆる畦火かな

おはようございます。

いい風景を詠まれているなあと思います。

気になるのは、まず、「下」が少し味気ないかなと。同じ意味でも裾の方が情景が広がるような気がします。
それと燃ゆるは冗長ではと。そこに火が燃え広がる姿を表す、例えば「じわじわ」とかの描写の言葉を用い、よりリアルな表現に近づけるのはいかがでしょうか。

”段畑の裾よりじわり畔火かな”

参考にしていただければ幸いです。

点数: 4

「西瓜買ふ腹につつめば妊婦なり」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 西瓜買ふ腹につつめば妊婦なり

こんにちは。

妊婦さんのお腹が大きいことについて誇らしいことと感じる人には、むしろ称えることになります。逆にやや恥じらいと感じる人もいらっしゃることも否定できません。

いすれにせよ、冒涜と決めつけるのは言い過と思います。ただ、そうとる人もいるかもし知れないと配慮すれば避けるべきだったかと思います。

ご参考迄に。

点数: 4

「さんま食ふはらわた旨き歳になり」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: さんま食ふはらわた旨き歳になり

こんばんは。

ご自身がそういう歳になったというより、さんまが美味く感じるようになったということを主題にすれば如何かと。『あっ、さんまのはらわたが美味しいと感じるよ、今』とはっと気がついたことを謳うわけです。

そこで、発見または詠嘆の助動詞”けり”を使うことを提案します。
”さんま食ふはらわた美味くなりにけり”

一度ご検討ください。

点数: 4

「駆け出して秋夕焼へと消えゆけり」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 駆け出して秋夕焼へと消えゆけり

こんにちは。

失礼ながらコメントの句意はほとんど読み取れないです。
まず、秋夕焼けが主題のようですが、秋夕焼けの情景を消えゆけりでさらに強調されていますが、字数を使い過ぎではないでしょうか。「駆け出して」は句意を明確にするために「徒競走」と言えば良いと思います。
”徒競走秋夕焼けへ我先に”
”徒競走秋夕焼けのゴールへと”

やや思いきったコメントを述べさせていただきました。申し訳ありません。

点数: 4

「歳時記に父の書き込みひらり東風」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 歳時記に父の書き込みひらり東風

こんにちは。
良いですね。ふと発見した歳時記にお父さんの筆跡ですね。発見した時の懐かしい温かいお気持ちは、ふと吹いてきた東風に覚える感情と響き合ったという訳ですね。良いと思います。

確かに歳時記にか歳時記のか、迷うところです。
歳時記には書き込みの行為を強調、歳時記のは書き込んだ内容を強調ではと私は思います。ということて、情景を描写するという点では「歳時記の」でしょうか。

ご参考迄に。今後ともよろしくお願いします。

点数: 4

独楽爺さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 8

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回答数 : 9

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田園の春の小川やへ短調

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田園の春の小川やへ単調

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回答数 : 3

投稿日時:

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