俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の4ページ目

「目を閉じて朝日を浴びる浅き春」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 目を閉じて朝日を浴びる浅き春

東行さん、こんにちは。
御句拝読しました。気持ち良さそうですね。
しかし俳句としては、動詞が多く、自分の行動報告すなわち日記のようになっています。日記がいけないというよりも、俳句も文芸である以上、やはり詩情のある作品にしたいと思うわけです。

動作報告を、できるだけ状況報告ととらえて「描写」してみましょう。

・浅春や閉じた瞼へ降る朝日
・春浅し閉じた瞳に朝日かな

偉そうなことを言っておいて提案句は今一つですが、なんとなくイメージつかんでもらえますか?
よろしくお願いします!

点数: 1

「道祖神二人の濡るる春の雨」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 道祖神二人の濡るる春の雨

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。道端の道祖神は、格好の句材になりますね!

私は初読で、なぜか、道祖神に見守られながら旅に出る二人に春の雨が優しく降り注いでいる、みたいな光景を思い浮かべました。
そしてご自身のコメントを拝読。ああ、そういうことですか、となりました。
確かに道祖神は神様ですので、一人二人とは数えないかもですね。
それよりも「濡れる」と「雨」にちょっと重複感がありました。

・道祖神寄り添う肩に春の雨

あえて二人を生かすと、

・道祖神小さき二人に春の雨

春の雨の前の「に」は、「へ」と迷いました!
よろしくお願いします。

点数: 1

「家の中息子とふたり春日傘」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 家の中息子とふたり春日傘

苧麻さん、こんにちは。
御句拝読しました。このところ、風が強いですねー。

竜子さんもおっしゃっていますが、春日傘は屋外の季語ですので、上五「家の中」との合わせはかなりキツイと思います(もちろん、上級者さんなら上手く作るかもですけどね)。

・戯れに息子とふたり春日傘

これは場所を特定せずに、「戯れに」で遊びを表現してみました。

点数: 1

「冷めやらぬ幾年月か猫の恋」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 冷めやらぬ幾年月か猫の恋

東行さん、こんにちは。御句拝読しました。
いいですねー、恋猫のストレートな鳴き声に、昔の恋を思い出した、そういうことですよね。
私もあんなふうに、大胆に情熱的に告白していれば、今頃はどうなっていただろう、とか。

ただ、この私の鑑賞は、コメントがあってこそです。コメントがなければ、「冷めやらぬ幾年月か」だけでは、作者自身の昔の恋には結びつかないかもしれません。せめて「思い」を入れましょうか。

・冷めやらぬ想い幾年猫の恋

点数: 1

「穏やかな窓辺からみる彼岸西風」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 穏やかな窓辺からみる彼岸西風

東行さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。彼岸西風(ひがんにし)とは、風流な季語ですよね。
穏やかな家の中から、春というには少し冷たい風の吹く外を眺めている、そんな句ですよね。
わかりますが、穏やかな家の中にいると、風の音も匂いもなかなか実感としては味わいにくいのではと思いました。
本当は外に出たいのですが、作者は家の中にということであれば、せめて窓は開けたいと思いました。

・穏やかな窓辺の外は彼岸西風
・穏やかな窓少し開け彼岸西風

点数: 1

なおじいさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

告白の浜に砂噛む春嵐

回答数 : 10

投稿日時:

物忘れあの世の寒さ一歩ずつ

回答数 : 31

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知らぬ間に見つめ合ひたる内裏雛

回答数 : 27

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終電を余寒と共に見送れり

回答数 : 26

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旬の時季だけ開ける牡蠣専門店

回答数 : 15

投稿日時:

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春兆す珈琲店の好好爺

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