「交差点君のここだよ猫の恋」の批評
回答者 森本可南
イサクさんの言われるとおりだと思います。
私もあらぬ、勘違いをしてしまうところでした。
ここだよと君が手をふる春の風
点数: 0
添削のお礼として、森本可南さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 啓平 投稿日
回答者 森本可南
イサクさんの言われるとおりだと思います。
私もあらぬ、勘違いをしてしまうところでした。
ここだよと君が手をふる春の風
点数: 0
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回答者 イサク
おはようございます。はじめまして。
「猫の恋」上手に使わなければならない季語です。
「猫の盛り(発情期)の声・様子」を表す季語ですので、初恋のように「綺麗な恋」に比喩させようとすると、大変な比喩になります。
発情して子作りする比喩をしていることになります。
また発情している猫の声や姿にある種のもの悲しさを感じたり、オスの場合はメスを奪い合い喧嘩する様子でもある、という季語でもあります。
猫は夜行性のため、時間帯も薄暗くなってからのイメージがつきます。
「猫の恋」の意味を知れば知るほど、あまり爽やかな恋愛ではなくなります。
「恋」という文字があるからと安易に使わず、もう少しさわやかな季語を使う方が、ご心情には合致するのではないでしょうか。
たとえば「春の風」とします。
・交差点君のここだよ春の風
で、季語を変えても変えなくても「三段切れ」というあまり良くない状態になっているのですが、長くなるのでここでは省略します。気になったら一度、検索して調べてみてください。
「三段切れ」を回避するとすれば、ちょっと十七音に収容するには単語が多いので、整理が必要なようです。たとえば、という形で置いておきます。
・君からの「ここだよ」の声春風に
・春風や交差点から君の声
点数: 3
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交差点 君の「ここだよ!」猫の恋
待ち合わせ場所に向かう途中
彼女の呼ぶ声が騒々しい交差点の向こうからも聞こえて。思う相手の声ってこんなに騒々しい場所でもしっかり聞こえるんだなと思い。
交差点の髪語では不充分な気がして...