「長話飛べと念じる手乗り蜂」の批評
回答者 なおじい
添削した俳句: 長話飛べと念じる手乗り蜂
やここさん、こんにちは。二句目拝読しました。
俳句は五七五の十七音しかないので、なかなか思いをうまく伝えるのは難しいですね。逆に、短いので全てを言わずに、「後は読み手の想像にお任せする、という姿勢も大切なようです。もちろん、作者の思いの通りに想像していただきたいですけどね。
そうした前提で御句を見てみますと、他の方々からも出ていますが、動詞の主語がわかりにくいので、句意が汲み取りにくいということと、音数の関係で略し過ぎたために違う意味になってしまったところがありますね。
前者は長話しているのは誰なのか、飛べと念じているのは誰なのか。
後者は手乗り蜂。手乗り文鳥を思い出します。それも誰の手に乗っているのか?
これらを整理する必要がありますね。
・腕の蜂払へずに聞く長話
校長とか朝礼とかを入れたかったですが難しかったです。
しかしやここさん、刺されないでよかった。多分、変に動かないのがよかったのだと思いますよ。
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