俳句添削道場(投句と批評)

加良太知さんの添削投稿の古い順の3ページ目

「戦なき世であれかしと御講凪」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 戦なき世であれかしと御講凪

ちゃあきさん、返信が遅くなり申し訳ございませんでした。ご添削ありがとうございます!
この句は内容も感情もとても平明で、すでに完成していると思います。特に「あれかし」という古風な言い方からは、数百年前の乱世にいた親鸞上人が平和な未来を願う姿と、平和な未来を願う今の作者の姿が重なって見えるような気がします。因みに、精進については、私はげばげばさんと同意見です。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。

点数: 1

「鳴かぬならひとり悩まず寒苦鳥」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 鳴かぬならひとり悩まず寒苦鳥

げばげばさん、今日は~~
N俳の御句はとても楽しみにしております。

御句、「寒古鳥」という難しい季語を使ったのがさすがですね。個人的には、「寒古鳥」「われから」などのような、正体不明の生き物系季語に遭いたくもありません。
では挨拶句として——

鳴かぬなら鳴いてあげよう寒古鳥

これこそ、いつも明るく元気なげばげばさんに合っていると思いますね。

因みに、ふと興味が湧いたのですが、げばげばさんの俳号の由来、お伺いしてもよろしいでしょうか?「押見」は苗字で、「げばげば」は一体……「けばけばしい」という貶す含みのある言葉がありますが、まさか関係があるのでは…と勝手に思いました。😖

点数: 1

「鳴かぬならひとり悩まず寒苦鳥」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 鳴かぬならひとり悩まず寒苦鳥

再訪です。お教えいただきありがとうございます~~

「寒苦鳥」でした、ごめんなさい。😅
鳴かぬなら鳴いてあげよう寒苦鳥

押見修造さんの『悪の華』を少し読んだことがあります。『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』という番組は初めて知ったのです。若松孝二さんも初めて知った人物ですが、先ほど調べてみると、この方の経歴も作品も、なんというか、非常に刺激的ですね。😵寺山修司さんの芸風に似ているかもしれません。

仰った通り、私の俳号はまさに「枳殻」という植物から来ているのです。平安時代·源順『倭名類聚抄』:枳椇、和名加良太知。つまり「加良太知」はこの四つの平仮名「からたち」の万葉仮名(簡単に言えばただの当て字で立派なものではない)というものになっています。白秋の歌も好きです。まあ、季語「からたちの花」も「からたちの実」もまだ一度も使ったことがないですけどね。

因みに、「加良太知」には姓も名もありませんので、一部の所に投句する時に多少不便かなと思い、いかちゃんさんの「岡一夏」のような、賞·誌応募専用俳号をすでに用意しています。近々発表されるかもしれませんので、お楽しみに。

とにかく、こうやって自分の好きな部分や自分と相性良い部分を見つけて、組み合わせて俳号を作るのが本当に楽しいことですよね。

げばげばさんとはいつかぜひお会いできればと思っています。大阪、良い所ですね。私は数年前に一度行ったことがありますが、また機会があればゆっくり訪れたいです。

点数: 1

「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日大阪発つ」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日大阪発つ

夷佐久さん、今晩は。
「一番長い」と言われている季語が出てきましたね。この季語を使った句と言えば、個人的に気に入っているのをいくつか挙げさせて頂きます——

車走らす童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日の東京特許許可局へ
(帝釈鴨)

童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日祝う桃太郎
(花屋英利)

童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日高き初診料
(ひでやん)

さて、俳句雑談の時間です。
夷佐久さんは、俳句創作の自己模倣というやり方について、どのようにお考えですか?
俳句をやる人の多くは、このような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
他人模倣は盗作で批判されるべきことだと思われていますが、自己模倣ならどこまで許されるのでしょうかね。また、このような状況に陥らないためには、どうしたらよいと思いますか?
ご意見やご感想を頂けると嬉しいです。ご自由にどうぞ。

点数: 1

「手袋にマニュキア秘して夜汽車待つ」の批評

回答者 加良太知

添削した俳句: 手袋にマニュキア秘して夜汽車待つ

げばげばさん、今晩は。

とても興味深い一句ですね。私もイサク先生と同意見で、上五と中七に少し手を加えれば良いのです。例えば

マニュキアを見せぬ手ぶくろ夜汽車待つ

などとすればいかがでしょうか。

さて、俳句雑談のタイムです。
「皆さんは、自分の句の強みや特徴を説明できますか?」
最近、ふとたーとるQさんのこの質問を思い出しました。これに対して、多くの方ができませんと仰ったのですが、もしこの質問を「自分の句の強みや特徴を説明できるとはどんなレベルなのか?」あるいは「……説明できるにはどうすれば良い?」にちょっと変えてみると、答えはどうなるのでしょうかね。

私は「自分の句の強みや特徴を説明できる」を「一貫した独自の魅力的な句風を確立できる」と見なしているのですが、げばげばさんや皆さんのご意見やご感想をいただければと思っています。

そういえば、いつき組界隈ではとても才能のある方がたくさんいらっしゃいますが、一貫した独自の魅力的な句風の持ち主といえば、今のところ、ぐさん、近江菫花さん、巴里乃嬬さん、すいようさんなどの数名だけだと個人的に思います。ふむ……句風の安定性、これもまた面白い話題かもしれませんね。

点数: 5

加良太知さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

宿明けの葉巻き河童忌の呑酸

回答数 : 1

投稿日時:

母からの小遣いで買うカーネーション

回答数 : 9

投稿日時:

ふくよかに浮けり金魚は飽食死

回答数 : 8

投稿日時:

定年や落葉たゆたふ川の夕

回答数 : 1

投稿日時:

ふるさとや蛍火を覆ふネオン灯

回答数 : 0

投稿日時:

加良太知さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

其処にもう蜜は失きとて蝶々は

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