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「露天風呂あつかん片手に富士眺め」の批評
夕富士や熱燗片手の露天風呂
回答者 腹井壮
添削した俳句: 露天風呂あつかん片手に富士眺め
よしはむさん、いつも貴重な御意見・添削有り難うございます。
下戸な自分ですが確かに露天風呂で飲む酒は美味いのだろうと思います。
衛生上の問題で難しいのでしょうね。
さて、添削例は語順を変えて余分な動詞を削っただけです。
上5で夕富士やとすると読者に夕方の富士山の光景が見えるので眺めという動詞は不要になると思います。
今後の参考になれば幸いです。
点数: 0
古本の紅葉はらりと落ちにけり
回答者 よしはむ
添削した俳句: 古本の紅葉パサリと落ちにけり
腹胃壮さん、こんにちは。
先日は私の俳句の添削
ありがとうございました。
今回の句ですが、「パサリ」だと本のページのような紅葉よりもっと重いものが落ちたようなイメージになります。
そこで、「はらり」に変えてみました。
また、私としては「古本の中より紅葉散りにけり」の句の方が、良かったように思えます。
説明的な句になっているとのことですが、古本の中より紅葉が落ちている、という着眼点がおもしろい句なので、私はあまり説明的な印象な受けませんでした。
点数: 1
表紙なき本からパサリ紅葉かな
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 古本の紅葉パサリと落ちにけり
腹胃壮様、おはようございます。古本のページの間に挟まった紅葉、詩的で素晴らしい着眼点ですね。お見事です。
『パサリ』という音は、紙や葉っぱのような軽いものが落ちた時の音のようです。ですので下五、落ちにけりは推敲の余地があると思います。古本という表現も良いかと思いますが、私はあえて表紙なき本と提案させて頂きます。他は、ページの染みやページ折れといった言葉でも古本は想像できますので、参考としてください。
点数: 2